ハックアンドスラッシュの期待作~「Path of Exile 2」のアーリーアクセス始まる | ゲヲログ2.0

ハックアンドスラッシュの期待作~「Path of Exile 2」のアーリーアクセス始まる



期待されてきたハックアンドスラッシュゲーム「Path of Exile 2」のアーリーアクセスが始まった[関連リンク]. 前作の20年後の世界を舞台に刷新された新作についてファミ通などの主要ゲームメディアが揃ってその報を伝えているほか冒頭示したように弟者兄者などのインフルエンサーもライブ配信しその魅力を伝えている[関連リンク]. 本作のSteamページによればdev/pubはニュージーランドオークランドのゲーム会社Grinding Gear Gamesとなっている[関連リンク]. 対応プラットフォームはPC環境下のSteam/Epic Games StoreのほかPS5/Xbox Series X|S. 6人までのCo-opに対応しているほかこれら全てのプラットフォームにおいてクロスプレイが可能になっているという. 製品版となるF2Pバージョンは半年後にリリースするらしい. EA期間中の現状は有料タイトルとなる.

将来的に6つの章/100の異なる環境/600体のモンスター/100体のボスが含まれる新しいキャンペーンが実装される予定のタイトルは現状でもボリューム満タン. ゲームはPay-To-WinにはならずFair-To-PlayになることがそのSteamページで明らかになっている[関連リンク]. つまりゲームユーザのカンパに期待して運営されマイクロトランザクションタイトルにはならないということを開発としてもアピールしているようだ. 暗黒大陸レイクラストを舞台にした新作は現状Steamプラットフォーム上で2万件以上のレビューを集め総評は”非常に好評”となっている. ここからは個人的な見解も混じるが酷評も目立つとあたしは思う. このIPに求めていたのはキャラクターを強くすることであってプレイヤーが強くなることではないという評だ. これについては既存のSteamレビューで明確になっているほかとあるはてなブログユーザの記事が参考になる[関連リンク]. 誇張して言うとあたしはこの評はかなりショッキングなものだと思う.

というのもハックアンドスラッシュゲームに何を求めるかということは難題であることをこの評は示しているからだ. もっとツッコんで言うとハックアンドスラッシュというゲームジャンルはキャラクターのビルドを楽しむためにプレイするわけでありフロムゲーのようにプレイヤーが自身のプレイ技量を上げるためのものではないという意見は納得のいくところ. 肝要なことだがふたつの論ではゲーム表現と対応が全く違うのだ. ここが現状有料タイトルの「Path of Exile 2」への評価を分ける分水嶺になっているといっても良いだろう. 「Diablo」の登場から若干の虚弱状態を経てハックアンドスラッシュゲームは新味を提供することで復権してきた. おそらくこのゲームもまたその一荷を担おうとしたのだろうがごく一部のゲーマにとってはその工夫点が悪く見映えてしまった形となっている. もちろん全体のゲームの出来としては大筋良く出来ているし中毒性もある故の高評価となっているのだろう.

(;^ω^)<あたしは「Titan Quest II」まで待つつもりダン.