「夏への扉」に見習うブロックチェーン関連株式への投資アイデア | ゲヲログ2.0

「夏への扉」に見習うブロックチェーン関連株式への投資アイデア



※書影:版元ドットコムより引用.

「夏への扉」っていうSF小説があるんだけど、これによく似た説明してもらったことがある。
今回はあたしの大学院時代の先生(金融担当)の授業でのお話です。


「夏への扉」で主人公は金の暴落に遭遇します。一見何の変哲もない馬鹿理論ですが、その実、これはリアリティのある話です。金が暴落するというのはあまりリアルでは考えられない。ですが小説の中ではそれが実現していて、コンピューターがより安易に社会に導入されるということになっている。やはり、金は素材として理想的ですからね。現実ではどうかというと、やはり炭素素材・すなわちカーボンナノチューブ(飯島澄夫の業績)でこれを代替しようという案がある。やはり、あながち間違いではないフィクションものだと思うのです。一辺倒に金に投資しない方が良い、という論理は間違っていない。

先生はその手の筋のプロでしたが、某ブレーキ工業社を高く買っていたということも覚えています。この会社を観察するために、いきなり凸電したんだそうです。凸した結果、めちゃくちゃ誠意ある対応に遭遇したそうで、その時に『これ絶対にアタリだ!』と思ったそうです。その後、そのブレーキメーカの製品がF1などに徐々に搭載されることになっていった。それだけ良い製品を作ってた会社だそうなんですね。それを電話凸一本だけでアタリと判断できる感覚はもち凄いのですがw、とても興味深い金融の特徴を踏まえている敏感な意見だと思う。THE・セルフインサイダーですからねw

これ、「夏への扉」の小説内でも似たようなエピソードがある。主人公はCAD製図の革新的な製品を発明するんだけど、(自分が発明する製品を未来にタイムスリップしたうえで)使うシーンがある。この時、単にチャラい服装で行くとメーカ(過去の時間軸で操業することになる自分の会社法人)の担当者に笑われて相手にされない可能性があるので、ありったけのカネを使って、背広とバッグを買うんですよね。しっかりと身なりを整えて、自分が(過去の時間軸で)創業する会社のショールームに参加する、というエピソード。

こういう話ってやはりイノベーションが関係している。金の場合は現実問題現在進行形で炭素素材のことだし、製図システムの場合はまさに製品のイノベーション。例えば、今現状の株式でも同じことが考えられないか、とするのがあたしなりのスタンス。ブロックチェーンは間違いなくこれからしばらくはHotな領域なので、ここに投資しておく。マイニングを主業とする方での投資額の数割(できれば半分以上)は上がった時点で回収しておいて、衝立にしておく。クリプトそのものの部分は売っちまって、クリプトカレンシーを実現している技術・ブロックチェーンについての株式は、これからに備えていくつか保有しておく(もっと上がる見込みがあるため)。


テクニカルとかチャートとか読んでも意味なくね?そういう発想での投資方法。
昔の方法による、投資の方法。