[寄稿記事]語学学習アプリ【Duolingo】で身につく英語力は日常的に求められるレベルなのか効果や必要性について考察・解説[寄稿者:SERINA氏] | ゲヲログ2.0

[寄稿記事]語学学習アプリ【Duolingo】で身につく英語力は日常的に求められるレベルなのか効果や必要性について考察・解説[寄稿者:SERINA氏]



本記事は、SERINA氏に、ココナラ上で依頼し執筆・寄稿された記事です。他のゲヲログ2.0の通常記事と違い、著作権は今後も同氏にありますので、コピーレフトの原則に従わないこと・自由に使っていいわけではないことをご了承の上、お楽しみください。


全世界で総ダウンロード数1億以上を誇る無料語学学習アプリ「Duolingo」。今や国内教育アプリダウンロード数においては収益共にトップを走り続けている。こうした語学学習アプリはビジネスマンや大学生を筆頭に様々な教育シーンで活躍している。しかし気軽に学習できる分、効果はあるのだろうか。今回は「Duolingo」を通して語学学習アプリの効果や必要性について考察していく。

「Duolingo」とはゲーミフィケーションを活用した技能図で進捗状況を把握できる語学学習アプリである。メインレッスンではリスニング・ライティング・スピーキング・翻訳の4分野から10問程度の問題が出題され、1日のノルマを達成する目標課題となっている。他にも学習した語彙を繰り返し学んだり、ユーザー同士で学習ポイントを競うリーグ戦など豊富なコンテンツが用意されている。英語を含め28カ国の言語を学べるのも魅力の一つだ。
データ駆動型の教育手法を採用しており、途中の各段階で難問や間違いの種類を測定し、そのデータを集約して規則性を解析している。つまり、学校教育のように各文法に対して膨大な時間を費やす必要がなく、1日でデータ集約・解析が可能なため、ユーザーに対して最適な課題を毎日提供できる。
基本的に無課金で学習できるが、サブスクリプションプランに加入すればミスしてもライフが減ることなく学習を進められたり、広告を非表示にできるといった様々な特典が得られる。

そんな「Duolingo」を提供するDuolingo,Inc.(本社所在地: Pittsburgh, USA, 以下Duolingo)は、月に2回以上、仕事の実務で英語を使っているビジネスパーソン920名を 対象に「ビジネスパーソン英語力実態調査」を実施した。
ビジネスシーンでの英語を使用する頻度について調査したところ、約6割のビジネスパーソンが週1回以上英語を利用していることが分かった。そのうち「リーディング(英語で資料やメールを読む等)」「リスニング(英語での会議、接客等)」「スピーキング(英語での会議、プレゼン等)」「ライティング(英語で資料やメールを作成する等)」の分野に分けてみてみると最も使われているのが「リスニング」であった。
また、これらの調査結果は勤続年数が多い=役職が高いほど英語を使用頻度が高いことと比例しており、より高いポジションにつくためにはリスニング以外の分野以外も求められることが多いという結果となった。
ビジネスシーンにおいて求められる英語はネイティブな流暢さよりも円滑なコミュニケーションを求められることが多いものの、約半数以上のビジネスパーソンは中級者以下の英語力だったことが分かった。回答した者の多くは3人に1人が仕事で英語を使うことになると想定していないとしており、また普段の仕事ではGoogle翻訳やChatGPTを利用していると答えている。
一方で8割近くの回答者が「仕事で英語を使うことがキャリアに良い影響を与えている」としており、普段から英語学習を行っている回答者も8割近くいることが分かっている。英語学習方法で最も挙げられたのが動画やアプリといった移動時間・スキマ時間を活用した勉強であった。
さらに、Duolingoの行う学習アプローチは科学調査に基づいた数値が発表されており、公式サイトには様々な論文が提出されている。例えば「10人中9人の学習者がDuolingoを1ヶ月利用した後、スピーキングに自信がついた」「10人中9人の教育者がDuoⅼingoは効果的な言語学習方法であると回答」など公表。

Duolingoが与える学習効果は膨大なデータに基づいた教育手法からなる最適なプランを提供してくれるため、学校のような指導学習よりも効率的に学べるツールだといえよう。また、ビジネスシーンにおいて英語力が試されることから社会進出にそなえ、英語力を養いたいという学生に対しても効果が期待できる。Duolingoでは筆記モードと口頭モードからなる学習習熟度、期間、強度、頻度によって評価される複合的な効果を学習者に対して、より実用的なレベルで提供できる面も備えている。ビジネスシーンで活躍するため、生涯学習の一環として気軽に語学学習の機会に触れてみるといいだろう。