本記事は、妖精社氏(はてなブログ)に、ココナラ上で依頼し執筆・寄稿された記事です。他のゲヲログ2.0の通常記事と違い、著作権は今後も同氏にありますので、コピーレフトの原則に従わないこと・自由に使っていいわけではないことをご了承の上、お楽しみください。
我が家には壊れかけのRadioならぬ、壊れかけのPS2があります。壊れかけでもPSソフトに関してはしっかりとプレイさせてくれる優秀な子なのですが、今回はそのPS2で今でもプレイしている「ポポロクロイス物語Ⅱ」について語りたいと思います。
王道の世界観と愛おしきドット絵
「ポポロクロイス物語Ⅱ」は2000年に発売されたPS用のRPGソフトなのですが、本当に王道中の王道ファンタジーです。冒険、魔法、愛、仲間、モンスターとファンタジーのすべてがここに詰まっていると言っても過言ではありません。また、その世界観をドッド絵で表現しているのが憎いポイントです。当時はちょうどポリゴン化が進んでいた時期だと思うのですが、その中であえてドッド絵を選んだというだけでも個人的には株が上がります。しかも、そのドッド絵のレベルが高く、世界観やキャラクターにも合っているので「ポポロクロイス物語Ⅱ」はドット絵なくしては成り立たないと思っています。
可愛らしいキャラクターと強めの技でサクサク進むストーリー
また、「ポポロクロイス物語Ⅱ」ではメインキャラクターであるピエトロをはじめとして、2頭身から3頭身くらいの可愛らしいキャラクターが活躍するのですが、それぞれにきちんと個性がありつつ、全体的に取得する技や魔法が強めです。そのため、普通にプレイしていてもレベルが足りなくて全滅ということはあまりないですし、何よりもサクサクとストーリーが進むので止まらなくなります。ストーリーもこれまた素晴らしくて、”涙がポポロ”というキャッチコピーまさにそのものです。
ついついコンプリートしたくなる小ネタ
そして、「ポポロクロイス物語Ⅱ」ではコンプリートしたくなる小ネタが満載です。もともとポポロクロイスシリーズは小ネタが多く、「ポポロクロイス物語Ⅱ」の前作にあたる「ポポローグ」「ポポロクロイス物語」で集めた”おみやげ”をメモリーカードのデータで引き継げるようにもなっています。他にも同じボスとの2回目の戦いだとボスの台詞が変わったり、ストーリーの進み具合によって同じ場所でもイベント内容が変わったりと本当に細かな小ネタがたくさんあります。個人的にはディスクを入れ替えるときのキャラクターの台詞がたまりません。「ポポロクロイス物語Ⅱ」は3枚ディスクのソフトなので、ストーリーが進んでいくとディスクの入れ替えが必要になるのですが、入れ替えに時間がかかるとその時間に応じてキャラクターの台詞も変わってくるのです。ピエトロ、ナルシア、マイラとそれぞれで台詞があるのですが、ラスボスにあたるマイラ様をお待たせすると「早うディスクを入れ替えい!」と叱られます。
是非お試しあれ!