結果をテーブルにまとめると…
条件 | CPUmax | GPUホットスポットmax | GPUアンビエントmax |
---|---|---|---|
サイドファン完全アイドル | |||
サイドファン上排気下吸気 | |||
サイドファン下吸気上アイドル | |||
サイドファン上吸気下吸気 |
この結果をエクセルテーブルからグラフ図ではじき出す。このケースの場合横軸に条件を書いて、それごとに温度計測結果をまとめた方が良いのは当然。そのうえで考えられることを書いてみよう!
・基本的にサイドファンがあったほうが冷却効果を保てる。
・上排気下吸気にするとグラボに効果はあってもCPUへは逆効果になる。
・下吸気上アイドルで測定してみると上排気下吸気よりCPUに良い値が出た。
・しかし、下吸気上吸気の双方吸気にしてみると、GPUにより良い効果が出た。
・CPUへの冷却効果はどう配置しても微妙、ファンなしのときよりも良い効果は得られなかった。
・GPUへもホットスポットへの効果は得にくい一方、アンビエントに対する効果は得やすい。
CPU温度の標準が40~70℃程度・かつGPU温度の標準が80℃以下であることを鑑みるといい結果が出ている…ってことかな。CPUへの悪影響はおそらくサイドファン上部排気にあると思われる。もっと徹底的に検証をやりまくると、結局のところCFDの知識が必要になると思う。
<了>