ロッククライミング系登山ACTADV「Cairn」~そのデモ版リリースを各種ゲームメディアが伝える | ゲヲログ2.0

ロッククライミング系登山ACTADV「Cairn」~そのデモ版リリースを各種ゲームメディアが伝える



ロッククライミングを題材に取ったゲーム「Cairn」のデモ版が12/6にSteamで配信された. ファミ通 AUTOMATON 4Gamerが伝えている. ファミ通や4Gamerがロッククライミングゲームと本作のことを呼称している一方でAUTOMATONはリアル登山サバイバルと本作のことを呼称している. ゲヲログのような基地外管理人の運営する三流ゲームメディアが言えたことではないのは承知の上であえて言わせてもらうとこの中で一番出来の悪い記事がファミ通の記事だろう. ぶっちゃけ内容がほとんどないに等しく速報的な記事に留まる.

4Gamerの記事はベテランゲームジャーナリストの奥谷が書いているだけあってやはり充実している. 特に本作デモ版の俯瞰的なゲームシステムやそのシステム系ゆえの配信などの楽しみ方に至るまで書き連ねており簡潔かつ内容の濃い記事になっている. 執筆に時間をかけたであろうAUTOMATONの記事はゲームの解釈にオリジナリティがあって4Gamer奥谷の記事以上の出来だ. 特にSteamレビューの高評価の様子やゲームのスピードランコンテストなどについても伝えが回っていて読んでいてワクワクさせられる.

さてそんな本作「Cairn」だがボルダリングトレーニングや荷物の管理などの要素もあるので単なる登山ゲームでないようだ. いわゆる「壺おじ」のような苦行ゲーなだけでない. もちろんそういった高難易度要素も本作の魅力であることは間違いないがシリアスなアクションアドベンチャーと伝えたほうがそのゲーム性の肝要な点を押さえているように思う. 苦行ゲーは単一的な深みと難易度の高度化を目指して作られるが本作のようなACTADVは戦略性やロールプレイ性が根っこの部分にあるので単純に登山の困難さだけにフォーカスしたゲームでははないのは確かだろう.

その点を4GamerとAUTOMATONの記事はしかと伝えている. 特にAUTOMATONの記事はカバーリングする範囲が広いのでファミ通の上同記事よりも存在感に溢れる内容の濃い記事に仕上がっている. 『プロ登山家アーヴァとなり巨山マウントカミの登頂に挑むクライミングサバイバルゲーム』とAUTOMATONが伝える「Cairn」のdev/pubは共にフランスのゲーム会社The Game Bakersが担う. 同スタジオは高評価3DACTタイトル「Furi」「Haven」で知られるスタジオ. 「Cairn」がリリースされるYear2025にはそのゲーム性でもってして仏流高クオリティゲームの神髄を見せてくれることだろう. 配信筋も巻き込んだ爆発的ヒットに期待したい.