2024年9月25日に傑作ACTADVのリメイク作「Little Big Adventure – Twinsen’s Quest」のデモ版がリリースされた(関連リンク). 以前ゲヲログで伝えた通り「Twinsen’s Little Big Adventure Remastered」という題名だったリメイク版だがその正式名称が決まり本リリースも2024年11月14日と決まり相成っている様子がSteamストアページから知ることができる(関連リンク). 本記事が執筆されている現段階から5週間後には新生IPの本体を買い求めることができるわけだ.
あたしもこのデモ版をやってみたが最初の収容所と街から脱出するまでがプレイできるものになっている. いわばLBAの初歩中の初歩が復習できるデモ版になっているわけだね. 気になる内容だが…ダッシュ挙動はかなり良くなっている. 以前はダッシュ発動までにタイムスパンが求められたが今作のデモ版ではそのスパンがなくなっている. よって操作性に改善が入っていてストレスが無くなっている. 近接攻撃アクションやインタラクト要素さらにはマジックボールの投擲といったこれらのACT要素は原作とあんまり変わらない感じ.
デモ版の配布ページでは”圧倒的に好評”評価を獲得している本作. このデモ版を日本語でレビュー投稿しているものは現段階で一件も見当たらなかったが日本語以外のレビューは500件ほどと多数確認できた. 大方確認した限りでは『原作へのリスペクト』があって『リメイク作』として優れているという評価が大勢なようだ. 自分がプレイした限りのデモ版には日本語ローカライズは残念ながらなかったけど製品版ではインターフェース&字幕の部分が日本語対応になる予定であることが同Steamストアページから明らかになっている(関連リンク).
振り返ってまじまじと考えてみるとたしかにLBAは独り歩きを許すのにはもったいなさすぎるIPである. ストーリーはしっかりしていて古典的なゲームのお手本だしフィールドステージ設計だって抜群に優れている. 原形が持っていた通りの作品のままだとしても…システム面だってサウンド・音響周りだって高品質だったしリメイクとして世に出す分には基礎土台となる部分がしっかりしたIPだ. かってゲヲログでも『なぜLBAは傑作なのか?』と評したことだってある.
そういう意の下IPの改善作は”新しいLBA”になってくれることだろう.