国内のゲームメディアではこの旨を伝えているところは少なく、見たところAUTOMATONぐらい。その内容は、Steamプラットフォーム上でゲームの説明のため付加されるゲームタグに、新しく”Boomer Shooter”が追加された、というものだ。では一体全体、このタグ”Boomer Shooter”とはゲームのどんな特徴をどのように指示しているのだろうか？ちょっと考えてみた、というだけだけど…。
このタグには、例のごとく、【明確な定義づけがあるわけではない】という。あえて言うのならば、初期FPSとして有名なIPである「Doom」「Quake」のようなファーストパーソンシューターに付けられるﾌﾞﾂだ、という解釈が一番近しい表現になる。つまり、オールドスクールでスピード感に乗って弾丸を撃ち続けるタイプのファーストパーソンシューターのタイトルに付けられる新タグ、という解釈がいい線行ってるらしい。
AUTOMATONの同記事によれば、このタグがつけられた既存のFPSタイトルには、「ULTRAKILL」「DUSK」「Turbo Overkill」「Prodeus」「Ion Fury」「CULTIC」「HROT」などがあるという。長年Steamを観察しているベテランにとって、フィーリングとして、合点がいったものも多いのではないだろうか。単純に言えば、ｶﾞｯﾂﾘ撃ちまくるスポーツ系FPS全般を指している、ということだろな。
此処ゲヲログで、あたしは何度も、ゲームの定義やゲームタグおよびゲームジャンルの解説をしてきたことを自負している。今回、そこに新しい解釈が加わった形だが、この新タグは、きのこたけのこ戦争のような不毛な議論を呼ぶような性質のものではない気があたし自身してる。ローグライク警察だとかなんとかかんとかだとかとは違く、わかりやすく感覚的かつ経験的なゲームを表すべくして登場したタグだから、だろうね。
