結論から書いてしまえば、ここを見るのが一番でしょう。
どうやらSonyの公開情報を基にして売り上げをプロットしたものらしいです。この手の情報は海外では比較的手に入りやすいですが、やはり日本国内では手に入りにくいです。Excelやcsvで日本のゲームメーカは積極的に情報公開しないからね。注目のグラフですが、縦軸がミリオンなので、100万台単位ですね!
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では、このグラフから読み取れることわかることを確認してみます。
・PS2/3及びSONY製携帯型ゲーム機の売上はかなりあったが13Q4以降急激に落ち込んだ。
・この前世代機の凋落はその主な要因としてPS4の登場(13Q3~)が考えられる。
・PS4の長期政権は以降19Q3まで好調を維持し長引いた(最盛期16Q3…970万台出荷)。
・2020Q3のPS5登場に伴いPS4の時代は終焉を迎えた(累計出荷台数1億台超)。
・PS5の初動は好調(グラフから読み取れる初動は450万台)。
・その販売台数は2020Q4までで780万台を突破した。
気になるのはやはりPS5の動向ですよね。ソースがほかにもあるので見てみます。
ソニー2020年3月期業績、PS5は累計780万台出荷。1~3月で330万台 – Engadget 日本版
「PS5」の出荷台数が780万台を突破。2021年に入ってから330万台を上乗せ、PS+サービスの加入者は4760万人に
んで、これからの見通しですが…
PS5、歴代最大の販売台数へ 22年度、2260万台超(共同通信) – Yahoo!ニュース
とあります。ただ、リスクが国際関係上高まっていて、中台の事情とか、それにもからんでくる半導体生産の事情とかがあります。世界景気がコロナの関係上どうなるのかも鑑みなければなりませんね。
個人的にはこの目標2260万台は突破するとは思ってます。ただ、ポスト次世代機ともいうべきPS6の時代になったらどうなるのか?Gaikaiを買収し、PS Now on PCを持っているとはいえ、MSにこの先端分野・クラウド面で後れを取っているのは事実。なんだかんだいってPC環境も抑えているMSに対して、どう立ち向かうのか?また、独自路線で好評を維持する任天堂に対する対抗策は?ソフトウェアのクロスプラットフォーム化という”越境現象”に対しては?
いずれにせよ、そう遠くない未来、SONYは難しい決断をゲーム機市場で下さざるをえない…と感じていますね。