連載:VR探報記

連載:VR探訪記

【連載:VR探訪記】「BOXVR」はダイエットの本質的問題を指摘するソフトウェアである

ダイエットで問題なのは、実は減量自体ではない。本質的な問題は、減量した体重を維持すること(リバウンドしないこと)だ。筑波大学の中田由夫准教授が研究論文内で主張する研究背景にはこのリバウンドの問題が指摘されている(関連リンク:研究論文のプレスリリース)。以下、同プレスリリースより引用。 肥満は世界的にみても大きな健康課題のひとつです。わが国においても、肥満やメタボリックシンドロームに対するさまざまな対策を講じていますが、状況は改善されていません。減量後の体重維持はさらに難しい課題であり、どのようにすればうまく減量後の体重を維持できるか、世界中で検討されていますが、有効な解決策は明らかになっていません。 結局のところ、減量したのちにリバウンドしては意味がない。健康体重の状態を恒常的に維持しなければリスクが高止まりするからだろう。つまり、メタボ⇒非メタボもしくはデブ⇒非デブになることが問題ではない。メタボ⇒恒常的非メタボ・あるいはデブ⇒恒常的非デブを達成するか否かが本質的問題なのである。これは上記の論文が指摘するように、多くの研究者が研究題材に取っている事例だが、その具体的...
連載:VR探訪記

【連載:VR探訪記】タイトル「Among Us VR」~βテストにはAntidote.ggが関わる

「Among Us VR」のβテストがとうとう始まった。4Gamer.net・MoguLive・電ファミニコゲーマーなど国内メディアが伝えている。あたしも応募しておいたが、すぐにリアクションは来た。『8月にβテストが始まる』というAntidote.ggからのメールリアクションだ。 このメールによれば、βテストに参加するには、Antidote.ggの組み入れるサインアップ要項のようなものにさらに申請しなければならないようだ。確かにあたしの元に届いたメールにはそう書かれているが、いずれにしたってここでキーになるのが「Among Us VR」の開発チームに名を連ねるVRゲーム専門チームSchell Gamesの動向であり(参考リンク:『Among Us VR』開発陣インタビュー。エッセンスは大事に、一人称視点ならではの新しい楽しみかたやコミュニケーションを創造 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com)、Antidote.ggというゲーム開発のマネジメントを担うある種のスキームだろう。 特にこのβテストには、後者が深くかかわっているらしく、このAntidote...
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NFL~NFT(非代替性トークン)を活用したP2E(Play to Earn)アメフトタイトル「NFL Rivals」を発表

いまだ、その価値未知数...物語は始まったばかりの序章にすぎない...という。NFTへの信用・トークンの存在価値は”彼ら”が築くかもしれない! まだ、4Gamer.netやゲムスパもほとんど報じていないようだが、NFL(全米アメリカンフットボールリーグ)がP2E:Play to Earn(プレイして稼ぐ)タイプ・NFT(非代替性トークン)を最大限活用した形式のデジタルゲームを、米国の有名ブロックチェーンゲーム開発会社と提携してリリースするという(あたらしい経済)。 This is only the beginning.Join our Discord to get in on the action now: #NFLRivals pic.twitter.com/2g3xO7LfX0— NFL Rivals (@PlayNFLRivals) May 28, 2022 すでに、ゲヲログ2.0でも報じたよう、NFLがアメフトの新作ゲームを2Kと提携して作ることは確認されているものの、その関連報道の中で『複数のIPを抱える予定』と述べていた延長上に、このハナシの道筋...
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【連載:VR探訪記】Meta(FB)~VR市場で攻勢も新モデル「Cambria」に懸念有

既存のスタンダードモデル「Meta Quest 2」のサポートを基軸としながら、テクノロジカルコングロマリット・Meta(FB)が、今後さらなるVR市場開拓攻勢に出る見込みだ。既存製品のさらなるサポート充実と合わせ、革新的な新商品・ハイモデルの投入が見据えられている。 ( ゚Д゚)<ちょっとお時間いただきますよ。 Metaの方針 まず、既存製品のサポートについてだが、Metaとしては、その正式な社名がFaceBook(FB)だったころからVR標準モデルとして「Meta Quest 2(旧:Oculus Quest 2)」を提示している。これは独立式スタンドアローンVR機器の標準版であり、VR機器の”土台”という位置づけだというハナシは既に出回りに出回っていることはあまりに有名(GamesIndustry.biz)。国内メディアが伝えるところによれば、Metaはこの標準フラグシップモデルの眼鏡レンズをカスタムするサービスを始める...という(GAME Watch)。他の既存メジャーVR機器と同じように、カスタマイズした専用はめ込みのできるレンズを、安めの価格・7...
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【連載:VR探報記】期待作その1「NFL PRO ERA」~アメフトで・VR始めるのなら・今のうち

リポートする事項は、すでに”足の速いメディア”が先んじて伝えていた情報なようだ(Mogura VR)。NFLがいくつかの非シミュレーション系アメフトIPに着手しており、”ポストMadden”を開拓しようとしている姿勢は、以前から2Kとの提携策のプレスリリースでもってして情報公開されていたが(PR TIMES)、まさかMeta(FB)と 連携しているとは思わなかった。意外中の意外だが、この策は画期的だ。 NFLが言うようにナショナルアメリカンフットボールはスポーツ史上最も成功しているリーグのうちのひとつだ。 唯一の超大国であるアメリカ合衆国の威信は文化力の面でも強いプレゼンスを持つ。続いて、NBA MLBが続くのだろうが、北米最強のスポーツリーグは間違いなくNBA MLBではなくNFLである。確かにアメリカ以外ではアメフト人気は低い。特に日本では大学圏で盛んなだけでそれほど対内的にも対外的にも重要なポジションをとっているわけではない。国民的な人気も米国のそれと比べればあまりに矮小だが、コンテンツとして優れている点は慮っておきたい点だ。 ゲームというNFLのある側...
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【連載:VR探報記】あまたのフライトシムファンが「VTOL VR」をプレイするべき単純なたった一つの理由

ゲーム「VTOL VR」の日本語解説サイトの大御所VTOL VR JPの管理人hideG氏が、そのゲーム性を称賛している。問題なのは、同氏が語るように、『ここまで(同氏のように)フライトシミュレーションの環境を本格的に整えても、VRデバイスを使ってプレイする航空シミュレーターである「VTOL VR」にまったく敵わない』という事実だ。現に、hideG氏は”VRのフライトシムについて”という文脈でこのように言う(文字強調はあたしによるもの)。 今までたくさんのフライトシムをVRで試してきました。操作についてはいろいろと問題点を見つけては、やる気を無くして来た私が、ここにきてVTOL VRと出会い、その「操作性の良さ」「コックピット内の臨場感」に惚れました。これですよ!VRでのフライトシムは!私のフライトシム、コクピット遍歴を見てもらうとわかりますようにどんなにヨークやスラストレバー、MCP、装置の数々を並び立てても本当の臨場感には程遠く、しょせん自分の部屋に装置を置いてでっかい画面や3画面4画面を並べて見てるだけなんです。装置を購入するにも多額のお金が必要ですし限界を感じて...
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【連載:VR探報記】「ダークソウル」「SEKIRO」など『過去最高峰のゲーム』に夢中”だった”SteamerにVRゲームを倍プッシュする理由

相も変わらず理由は簡単だ。「ダークソウル」シリーズや「SEKIRO」はもう完全に完成されたゲームの形をとっているからだ。フロムネタはもう出尽くしてしまっていて、いわば『ゲームの最適解』をこのゲームらは誇っている。たしかにフロムのゲームは神ゲーだ。ゆえ、”これ以上ゲームは進歩しなくなった”とみるSteamerはあたしの周りでも多い。 ”ダクソでもう飽きた...” ”SEKIROこそ最高のゲームだった...” ”ゲームをプレイすることに疲れた...” こういう愚痴が多く見受けられるようになったと最近感じるSteamerも多いはずだ。そういった人に対する一つの答えがまぎれもなく、『ローグライト』だ。特有の達成感ある”最適解のゲーム”はローグライトではまだ存在するだろう。でももうひとつ答えがある。それを説明する前にちょっとだけ話をずらそう。 言わずもがなSteamには参入ソフトが今後数百・数千の数で並び、そのうち数百単位でセールスに成功するタイトルが多くなるだろうことは予想に難くない。昨今のPAX企画などを見てもValveは『ゲームのロングテール化』を見据えているのは間違いないだ...