コクヨとメガハウス(バンダイ系)、「しゅくだいやる気ペン」と「ルービックキューブ」を”掛け算”したゲーミフィケーションキャンペーンを実施 | ゲヲログ2.0

コクヨとメガハウス(バンダイ系)、「しゅくだいやる気ペン」と「ルービックキューブ」を”掛け算”したゲーミフィケーションキャンペーンを実施



コクヨが2019年に発売したゲーミフィケーションIoT文具「しゅくだいやる気ペン」の累計出荷台数が今年2月に5万台を突破したという。PR TIMESが2月当時の配信記事で報じているうえ(関連リンク)、宣伝会議が運営するメディア媒体アドタイが今夏のコクヨの”新しい取り組み”を報じる形の中でセールスについてに言及している(関連リンク)。この商品は、2020年には「第14回キッズデザイン賞」を受賞しているとPR TIMESは当時報じている。

「しゅくだいやる気ペン」は、市販の鉛筆に取り付けることで能力を発揮するIoT文具。書いた文量を検知することで”やる気”を測定、スマホアプリと連動することで”やる気パワー”に基づいたリアクションやリワードを楽しむことができる、という。つまり、”書く”行為を”褒める”反応と結び付けた、シンプルだが画期的なIoT文具ということらしい。子供が自発的に学びを楽しむゲーミフィケーションツール、それが「しゅくだいやる気ペン」なのだ。詳しい機能はAmazonの販売サイトに詳しい(関連リンク)。

そして、生徒が夏休みに突入した今、世の親が心配するのは”夏休みの宿題”を子供がしっかりやるかどうか?そんな時節にコクヨはこのIoT文具とメガハウス製の「ルービックキューブ」をセットでプレゼントするキャンペーンを7/26から8/4まで実施したとアドタイがこの度の記事で伝えている。「しゅくだいやる気ペン」は発売5周年・「ルービックキューブ」は発売50周年となっており、その記念として今回のキャンペーンのアイデアは浮上した、というのだ(関連リンク)。”キューブ”のほうも論理的思考力改善のエヴィデンスがあるようだね(関連リンク)。

両社は、オリジナルツールである商品・その学習的効用の”相関”に着目し、SNS上で行われる本キャンペーンを通じコラボレーションの構想を練ってきた。学習習慣の定着と脳の活性化…楽しみながら、勉強できるツールというありそうでなかったゲーミフィケーション的な発想は、活気的で分派・派生した新しいアイデアのビジネスになっている。単なる加速度センサーと簡易通信機器を備え付けた単純なIoT機器があるだけで、”コト”のイノベーションは生み出せる…コクヨの製品はそう主張しているように思う。

このSNSキャンペーンを通じ、応募者5人に「しゅくだいやる気ペン」&「ルービックキューブ ver.3.0」がセットでプレゼントされる、という。ちなみに、Xを使ったキャンペーンで条件のリポストが200ぐらいあって当選するのが5なんで、大体倍率は40倍ぐらいかな…幸運に恵まれた子供の勉学に対するモチベーションは飛躍的に上がっただろうか。