(^_-)-☆<今回はフルボッコ編のショートショートになります。ウォンチュ!
サムズダウンの多くが神ゲーを勘違い?
これね、勘違いしている人大杉。たぶんサムズダウンしてる9割が勘違いしてる。理由はめっちゃ簡単だってことが自分の中で判明した。自分もそうだったからよくわかる。今だからこそ神ゲーだって…”「Crypt of the NecroDancer」はなぜ支持され支持されないのか?”を議題にちょっくら考えてみよっか!とか言いつつ理由の本質を述べてしまうと…
きちんとしたチュートリアルがないことが誤解を生んでいるから。
これに尽きる。あえて言ってしまうとこのゲームは”音ゲーではない”んです。あくまで音・ビートは移動や攻撃などの行動に沿って踏襲していくものに過ぎないのです。移動のパターンに音・ビートがあるだけで、音・ビートに沿って行動しなければならない、という意なのです。そこを勘違いしてしまい、本質が音楽にあり、音楽こそがメインプロットであるかのようにとらえていることが神ゲーを駄作ととらえてしまう、いわば”ロックダウン”になってしまっている。
戦略性のありか
じゃあどこに本作「Crypt of the NecroDancer」の戦略性があるのか?っていうとズバリ言ってしまいます。この説明はいろいろと言えることでももちろんあるのですが、基本的には一言で済んじゃいます。”ロックダウン”をこじ開けるキーワードはパターン認識的な古典的なAI実装の考え方です。では言いますが…
敵の攻撃パターンの暗記とそのリアルタイム攻略に戦略性がある!
これに尽きる。これだけなんです、ホントに…。これを勘違いしている人たちがおそらくサムズダウンしていて、ハマれない…というかハマれないように自然となってしまっている、というのがもったいなさすぎるのです。おそらくサムズダウンしているかたでも本質的か直感的に理解があればこの神ゲーのことをサムズアップしていた(あるいはこれからする)はずなのです。
どういうことだ?まだわからん
例えば、緑スライムは簡単に倒せますよね。一方、青スライムは縦にしか動かない。規則性があるのです。だからこそ、横から攻撃を喰らわせれば、完全ノダメで青スライムは倒せるんです。実はそうなんです。このゲームが混乱しがちなのがここにあります。そして敵の移動パターンや攻撃パターンなどの行動パターンには規則性がありながらも、深度が深まればより複雑怪奇になっていく。ですがそれを暗記してパターン認識の問題として処理していけば、確実に上達するゲームでもある。
実は暗記と即時判断のゲームなんだよ!
おそらく音楽のビートにのって戦う、という時点で、音楽にノリノリにならなければ勝てない、と勘違いしている方がいると思います。違うんです。先にも書いたように、音楽はあくまでリズムを刻むもので、そのリズムが行動制限をかけている、という表現のほうが正しいでしょう。
サムズアップ勢の説明不足
ですが、その音楽があまりに良すぎていて、単純にサントラ、として優れているため、勘違いして、音楽にノリノリにならないと勝てない、と間違っている早急な判断が為されていることが問題なのです。また、その解説のためのチュートリアルが先述したようなこのゲームの本質的要素を誤解で彩ってしまうほど、わかりにくい…というか、直感的にわかる人はわかるんだけど、わからない人はわからない、ということがまさに初回プレイの時から起きているのです。
誇張して言えばサムズアップ勢が説明不足なんです!
ここに気付けるきっかけがあまりない。少ない・少なすぎる。そして、直感的にレビューで気付いている方はなおのことこのことを解説しようとしない。なぜかっていうと直感的に理解しているため、『そんなの当たり前だろ』と内心で”解説するまでもない要素”と思ってしまっているからなのです。”圧倒的に好評”であり、一部のサムズダウンがなおの事目立つ理由はここにある。ここにあるのです!
も一度だけ言わせて☆
もう一度言います、ビートは行動制限のためにある・そして、あくまで本質的な攻略性は敵の攻撃パターンへの対処方法の練り方にある、ということなのです。あたしも大きく勘違いしてました。ビートのほうに本質的な攻略性がある、と。違うのです。あくまで攻略性は敵の多様なパターンに対処し、敵の移動・攻撃といった行動パターンに対応していくところにこそあるのです。
語弊を承知で言えばチュートリアルにも問題はある!
とはいってもこうした交絡がチュートリアルで述べられると、冗長になってしまい、ゲーム自体のシンプルさに貢献しないわけです。だからこそdevはこういったことを忌避するわけです。そして、コアコアな意味合いで誤解を生んでいて、一部のゲーマにとってこのゲームは理解しがたいものになってしまっている、とあたしは感じています。