アニメ「推しの子」公式~劇中歌のアニメ登場ショート版をつべで公開 | ゲヲログ2.0

アニメ「推しの子」公式~劇中歌のアニメ登場ショート版をつべで公開



そろそろ、第一クールが終わるんだが,,,凄まじいクオリティで作り込まれているアニメ「推しの子」のハナシ。そもそも論で、11巻まで刊行されてて、それが900万部突破、さらには今後も連載が続く見込みであり、その当然の帰結としてアニメ版「推しの子」も最低は三クール必要だとの声がある中で、「推しの子」の公式つべチャンネルでもとても面白い試みがなされている。

…というのもこのアニメ、芸能界を作品の題材・フォーカスポイントにとっているため、現実的な演出が多いところは多くのファンも知るところ。だから、劇中歌(正確に言うと劇中で出された芸能歌)もまた、オリジナルのコンテンツ・例えばCDや配信ブツとして現実に発売できるわけだ。TVアニメ【推しの子】公式チャンネルでは、そうした劇中歌の部分的なリリースがされている。例えば、冒頭示した有馬かな(作中の登場人物 CV:潘めぐみ)の楽曲「Full moon…!」もそうだ。もちろん、つべで見れるのはアニメに出てきたショートバージョンだけだが、今後、世界第一線の神曲(筆者独断)こと「ピーマン体操」も含め、オリジナルCDとしてこれらの楽曲のフルバージョン含みリリースされる予定だ(もしくは過去形で”された”)。

最近では、こうしたアニメ・リアリティーという現象に似ているコンテンツの制作手法は決して稀に見ることではない。それを受け手が、”世界線の問題”としてとらえるコメントをしばし見ることも多くなった。2ch風に語ると【アニメの世界の住人に成り切るスレッド】,,,といったところか。例えば、有馬かなは、劇中で「ピーマン体操」以降キャスティングに恵まれない芸能人、という設定だが、この動画のコメントにも『この子はピーマン体操で有名だが、他の曲もいいんだな』というもの(ほぼ原文ママ)がある。まさに、リアリティーの逆襲、とでも言うべきか。

ちなみに、この曲「Full moon…!」は、『TVアニメ「【推しの子】」キャラクターソングCD Vol.3』に収録され7/5に発売されているので、”「推しの子」の世界線”だけでなく、マジで誰もが我々側・リアルの世界線で手に取る機会が生まれた…ということになるわけだ。さらに、原作ではメディア的な表現ができない(漫画なので)ということもあり、メディア化された部分も含めてみると、複雑な情報財の形態を持っているとも言えるだろう。

( ゚Д゚)<あ、あたし、もちろん神クリエイターこと、ぴえヨンの方も忘れてませんよ。