ソフトバンクが引き続き、GeForce NOWの情報を流している。配信タイトルは、逐次公開されている最新の情報記事「今週のGFN」にて報じられている通り。1/13付けで発表されたプレスリリースによると、今週はUBIの「Tom Clancy’s The Division 2」をはじめとするSteam/Epicストアで既に配信されている7タイトルが選出された(4Gamer.net)。GeForce Nowはフリープランとプレミアムプランの2種が用意されていて、このうちフリプでは継続プレイ時間や配信クオリティ、さらには、RTX ONの可否に制限がかかっているという形をとっている。
同サービスは、所謂クラウドゲーミングという分野に属するゲーム配信サービス。映像だけを配信し、データ処理はクラウド領域で行うため、場所やプラットフォームを限定することなく、どこでもどのプラットフォームでも、ハイクオリティなゲームが楽しめる…というフレコミだ。同じようなサービスをIT各社が発表し実際サービスを行っている。
ただ、クラウドゲーミングは企業体力も戦略も緻密に必要とされる領域。同じようなサービスをXboxアプリを軸に展開しているIT界の巨人MSでさえ、けっこうカッツカツに苦しんでいるようにあたしには見える(サブスクの刻苦に関してはこのブログ記事に詳しい)。MSの場合は、カリスマ サラ・ボンド(ファミ通.com)を擁してこのサービスを展開しているだけに本社肝入りのサービスなはず。あたしも「MLB The Show」シリーズを試しにプレイしてみたが、やはり大幅な遅延が気になった。GoogleでさえサブスクサービスStadiaを撤退させているという現状がある(ITmedia NEWS)。
大まかなスパンで言うとソフバンでさえ長期投資にはかなり失敗が込んでいるように思える経営の背景事情がある。この際はっきり言っておくが、このゲーム配信のサブスクサービスを今後ソフバンが切り捨てないかは白黒つかず不安要素になっていると言わざるを得ないと思う。孫さんの後継者問題も含め、大成功した企業の安着陸を達成させるのはやはりムズカシイのだろうなー…
( ´ー`)y-~~ むしろ定額サービスではEA Playのほうが経営判断に当たって妥当な気がする。