また、GameWithが単なるゲーム攻略情報サイトから飛び立って、この分野で多角化している点もかなり良い傾向だ。あたしも攻略メディアは様々な形でいくつか当たってみたが、ここGameWithがダンチで一番取りに行ってる。シェアを争う、メディアとして拡大を臨むのであれば、当然ニュースソースを当たったうえでサイトを構築したり、分野新設したりする必要がある。
攻略メディアという古典的な情報集積だけならば、有志Wikiのほうがずっと効率が良い（しかも金の流れもない、事実上の無政府主義的生産主義・いわばNPOといってもいいだろう）。『4Gamer.netやGame*Sparkとは争うつもりはない』＝『アエタスやイードと争うつもりはない』である。こんな頓珍漢でチャレンジブルでない手法の下にメディア媒体を運営する以上、そこに発展性なんぞ存在するはずがない。新しいことにチャレンジしないのに今後の道が無為に開かれるはずがない。
ましてや、この手のソースサイトは英文がある程度できれば、それだけで翻案は誰もが可能な範疇だ。できることすらやらず、できないことをできないこと・挑戦しがいのないことと決めてかかっていては、長期的なメディア運営んための視野に欠けるというものだ。あえて言わせてもらうが、他の準攻略系のゲーム情報サイトは消える運命にあるだろう。狭い見識で狭い市場だけで動いているメディアは、今後のネットの世の中で生き残る余力すらなくしていくだろう。
そういう意味で株式会社GameWithは様々な試みを講じている。ゲーム広告の代理活動・e-Sportsチームの運営と支援・NFT-IPの活用…できることから積極的に探してあまりリスクテイクせず、種々の業種とマッチアップし、Win-Winの形を積極的に作っている。この会社の株はだからこそ…安心して買っていいタイミングにあると、今あたしは思っている。
