ケイブ、”モンスト”開発企業の買収へ動く | ゲヲログ2.0

ケイブ、”モンスト”開発企業の買収へ動く

コトのはじまり

「怒首領蜂」「虫姫さま」「ケツイ」などコアシューティングIPの開発販売で知られるケイブが、M&Aを「モンスターストライク(通称:モンスト)」の開発元に対して行った、と4Gamer.netの松本記者が伝えている(4Gamer.net)。傘下に収めたのは、でらゲーという株式会社で、買収額は約50億円だという。

小耳にはさんだウワサ

俺もケイブが若干…”傾いた”という噂自体は、シューティングに詳しい有志たちによるYouTubeでのライブ配信で人づてに聞き知っている。現にケイブが発表したpdfファイルによれば、その”苦境”にある様をゲイヴ自身しっかり認めている。このあたりは4Gamer.netも同記事で伝えているように、彼らの立場から詳細に『既存の事業がうまくいかなかった』と、暗に、同時に明確に示唆している記載がある。内容をかっぽじって見てみて、まとめてみよう。だいたいこんなもんか。

ケイブのどこがマズい?

・ヒットIPがないわけではないがそれらも含めた既存事業だけでは戦うことが厳しくなった。

・具体的に言うと「ゴシックは魔法乙女」というスマホ向けシューIPが”稼ぎ頭”になっている。

・34%の売上構成比率を持つ同IP(発表から7年経過)だけで業績回復は難しいのが現実。

・1年ごと5期連続の営業赤字を計上しており減収傾向が収まっていないのは苦しい。

・そのためゲームをコアに据えながらもゲームタイトル以外の開発のため投資も行う。

とある。同pdfファイルには、資金調達の経緯・テレビ朝日なども含めた人的な関係性にまで詳細に情報公開がされており、ケイブの経営内実まで知りたいゲーマにとってかなり有益なソース(情報源)になっている。そういった”苦境”の中で6つの方針がうちたてられてもいることも同ファイルから明らかに担っている。ほいじゃ、それを見てみよう。

ケイブの”6項目”

・子会社のもたらす利益性の確保

・買収によって負った負債の管理

・生じる可能性ある(労使)紛争などへの適切な対応

・競争性あるコンテンツの継続開発

・外部依存性のない体質への移行

・重要な人材の離職防止

この6点である。中でも、末文には(ちょうどこの6点のうちの第2点目に該当するが…)いわゆるM&Aによる、『負ののれん』がどう影響するかについて継続して報告するということに、特に力入れる旨が記載されている…

ファンとして”勝手に”思うところ

さて、この情報公開の姿勢は素晴らしいと俺は思う。ただ、単なるいちゲーマとしてはケイブが本流のゲーム開発でやはり力を取り戻し、強くなってほしいと、多くのシューファンと同じくして思うのも正直な心。新開発される東方IPで彼らケイブがもう一度輝きを取り戻そうとしているのも多くのシューファンが期待するように、間違いなく良い話でもある。古典的かつコア層よりのシューティングIPで成功を続けるのは確かに難しいだろう。技術屋からしてみたとき、技術はあるけど何作ったらわからん…という状態だけにはならんようにと、一介のブロガーとして思うところではある。