例によって、ここ五年間分のデータを分析してみた。これからわかること(※なお、スペイン語は地域別に分類されてることがあったのでそれは考慮してない、中国語における簡体字と繫体字とのつながりも簡体字しか考慮してないのでご注意ください…)。
・Steam最大の世界共通の言語は大概いつの時代でも「英語」
・次いで、ロシア語・中国語(簡体字)が続く…
・Top3に位置するのは、英語・ロシア語・中国語(簡体字)で決定的
・英語に次ぐ言語で競っているのは中国語(簡体字)とロシア語
・スペイン語・ドイツ語などEU圏の言語はメジャー言語とはいっても需要はそれほど高くない
・韓国語も似たようなもので、ネット社会といっても人口が少なく内需が限られていることが垣間見える
・日本語も限られてはいるものの、すべての言語分布を考慮すれば比較的メジャーな部類に入る
Steamにおいては、日本語はメジャーのうちのひとつである(もっともっとローカルなほかの地域言語は世界にあまたあるので…)。しかもパーセンテージで見れば、2016年の統計から(パーセントは全体の使用言語に占める各割合なので)2020年にかけてかなりジャンプアップしているのがわかる。つまり日本人のSteamer、もっといえば、日本語を使うSteamerは増えているのは間違いないのだ。
さらにさらに、日本人は情報ツールに関しては(あずまんが言うように…)長けている方である。邦語化MODなど、言語化の試み度合いも今後は統計上考慮していきたいと考えた。あと追加考慮できるのであれば、人口比とかも考えたいし、ネットの普及状況なども考慮するのが、このモデル構築における発展的な課題といえる。