近年のスクエニによるリメイク作のうち、「LIVE A LIVE」(当然、ここでいう「LIVE A LIVE」は”HD-2Dリメイク”版のことを指す)ほど絶賛されているリメイクタイトルは他に存在しないと思う。特にIGNの渡辺記者も伝えるように、『原作のリメイク』という立ち位置としてこれ以上絶賛できるタイトルは、オールタイムのスパンで見ても本当に稀に見る限りだと思う(関連情報:IGN)。
そんなリメイク版「LIVE A LIVE」だが、その攻略Wikiが伝えるには「LIVE A LIVE」のSteam配信は十分ありえる、という(関連情報:SAMURAI GAMERS)。Switchでしかこれまで攻略されてこなかったリメイク版「LIVE A LIVE」だが、Steam配信されればPCユーザにとっても原案RPGの本来持つ感動性を味わえることになる、というわけだね。『ホンマにSteam配信されんの?』って思っているゲーマも多いだろうからちょっと具体的な理由を考えてみた。
・理由1:スクエニは経営陣体制が変わってから、タイトルのCS機独占にこだわっておらず、Steam配信タイトルを増やしているから
・理由2:現にスクエニのRPG「オクトパストラベラー」がSwitchで発売され、その約1~1.5年以降、Steamでも配信されているから
・理由3:その「オクトパストラベラー」と同じ浅野チームが「LIVE A LIVE」も手掛けているから
まぁ無難に考えるとここらあたりが具現的な理由だろう。Wikipediaによれば、「オクトパストラベラー」は『2018年7月13日にNintendo Switch版、2019年6月7日にMicrosoft Windows版、2020年4月28日にGoogle Stadia版、2021年3月25日にXbox One版が発売』されたとある(関連情報:Wikipedia)。つまり、Switch版リリースから数えていくとタイムスパンがある、ちゅわけ。大まかに言うと、Switch版発売から1年後にWindows版が配信され、1.5年超後にSteam版が配信されているというわけだ。
浅野チームは、現在「オクトパストラベラーⅡ」を開発中で、こちらは2023年2月末にSwitch/PSプラットフォームの他、Steam版も含めほぼ同時期に配信される見込みである(関連情報:電撃オンライン)。ひょっとすると、この「オクトパストラベラーⅡ」のリリースに合わせる形で、「LIVE A LIVE」も完全な形でSteam配信されるかもしれない。あれほど嘱望されていた「トライアングルストラテジー」(同じくPに浅野氏が起用されているIP)もSwitch版発売から、たった6か月程度でSteam版配信に至っていることを考えると、スクエニがこのままリメイク傑作タイトルとして広く好評を得た「LIVE A LIVE」を放っておくはずがないとは思う。