Netflix「ウェンズデー」の小説化とシーズン2に関する私的な考察 | ゲヲログ2.0

Netflix「ウェンズデー」の小説化とシーズン2に関する私的な考察



「ウェンズデー」ファンにオヌヌメの小説

やはりこの手の推測はあったようで、既にBuzzFeedが、『Netflixの「ウェンズデー」好きな方にオヌヌメの小説があるよ☆』という記事をアップしている。タイトルは、『If You Loved “Wednesday” On Netflix, You Will Love These 15 Monstrous Books』というものだ。意訳すると、『ネトフリの「ウェンズデー」好きな人だったらこの15冊は読んでおけよ!』っていう題かな。ちょっと内容を見る限りでは、”学園”・”猟奇事件”・”怪物的”・”ゴシックホラー”・”ダークコメディ”といったようなキーワードで表現できる作風の15冊が揃っているようだ(ただ、おそらく邦語化はされていないものが多いはず)。

小説化はあるか?

ファンとして、第一に問題と思える共通項は、ドラマ「ウェンズデー」の小説化がされるかどうか?という点だろう。しかしながら、監督を務めた鬼才ティム・バートンはあまり小説執筆の実績がない。映画監督としての実績はあっても、小説を手掛けた経歴がほとんどないようなのだ(少なくともWikipediaのページを見る限り、小説家としての活動は明らかに少ない)。そして原作ともいえる「アダムス・ファミリー」も小説化されているものはほとんどないようなもので、あくまで原作漫画としての出版に限り今に至っている現状がある。こうしてみると、ファン待望の「ウェンズデー」小説版の実現にはまだ道のり遠いものがある、と言わざるを得ないだろう,,,そうあたしは思う。

シーズン2はあるか?

さらに、ドラマのシーズン2についてもこれほどの人気が出ながら、なかなかネトフリ側が情報を開示しない(もっとも、ジェナ・オルテガは意欲を示している)。もとよりネトフリは緩く事業拡大してきた節があるのはあたしも知っている。知人のDiscorderも言っていたが、ネトフリはABテストなどを通じて、その劣悪な視聴インタフェースの改善などにあまり取り組んでいない節がある。これはおそらくネトフリの緩さを示すひとつの要因だとあたしは思っている。金持ち企業が緩やかに事業を拡大させる余裕を見せつけているのだろう,,,そうあたしは勘繰っているんだ。というのもネトフリはたしか創業者がそういった態度を経営姿勢に組み入れている、と邦語新聞のインタビューで答えていたことがあったし、もとよりABテストのような古典的な改善策はネトフリぐらいの企業になれば”やろうと思えばやれるはず”だからだ。つまり、わざと放置している,,,放置プレイ状態だ、ということは容易に想像がつく。Discorder曰く『要望出したんすけど、取り組んでくれないんですよねぇ…』とのこと,,,

メディアミックスが期待される傑作IP

いずれにしたって、ドラマ「ウェンズデー」はメディアミックスが期待される傑作だ。ネトフリがいくつかの企業入札があるうちできっちりと競り落としたのだから、ある種、ファンの声にしっかりと耳を傾けて、様々な方法論でIPの展開をしてほしいと思う。また、そのように思うファンはあたしだけではないはずだろう。


とりあえず早く小説化してください!あとシーズン2の情報もお願いね!