Discordはどうやって収益を上げればいいのか? | ページ 3 | ゲヲログ2.0

Discordはどうやって収益を上げればいいのか?



Discordは具体的に何をして収益を上げればよいのか?

まず、Nitroサービスの収益力強化である。高い付加価値を自社サービス・自前のサービスに癒着させる。これが重要だ。だからNitroサービスを差別化して、様々なプランで提供し、よりよいタイアップ環境を作ることだ。Skypeの事例もあるから、シンプルなのが良き良き、とユーザは口をそろえていうものの、いくらかのビジネス上の右往左往はやはり必要だ。まずこれが第一点目、では次やるべきことはなにか?

それは、OTOTOYのバイラルメディアのアイデアに見受けられるような、Nitroに匹敵する新たな軸を作ることだ。おそらくそれは、シンプルなメディア化である。だが、ここでいうメディアというものはあくまで、テキスト主体広告主体のものではない。Discordはそれを嫌っているのでそれ(広告化)を強要すると破裂しビジネスは失敗する。ここからはあたしのアイデアだが…

ローカライズユニットを構築すること、や、それに付随してファンディングリワードの役割を持たせることで赤字問題の解決はできんだろうか?例えば、ローカライズのDiscordユニットをうまく取り込み、ゲーミングの周辺技術に小回りを利かせる、ということは考えられないだろうか。国内を見てみてもDiscord上でいくつかの『ゲームの』邦語化支援グループが作られているが、本当にユーザが求めるからこそ言語の壁を突いて自国語化しようとするものだということは周知のことである。だからこれらのチャンネルユニットをつなぎとめておいて、公式に支援する。もちろんフリーダムに規約に縛られない形でホンマのニーズに合うように支援するのだ。その合間合間にファンディングの役割を取りいれて、リワード(やマージン)を設ける、というアイデア。

これならば簡潔にまとまったビジネスとして結実できる。いずれにせよ、意外な点にアイデアは潜んでいるはず。Discord以外にもGuildedというディスコキラーの登場も背景にある。後者はe-Sportsや大会の運営支援という名目がある以上、強みをより滲ませてくるだろう。Discordの欠点はGuildedにあるようなビジネスの明確な役割を決定的に打ち出していない点にこそある…ともいえる。

これらのアプリシェア戦争の主導権を握られないために、ディスコ運営は決定打を打つことが求められるだろう。それは時期尚早ではない。RobloxがGuilded獲得に動いたことからもわかる通り、既にコミュニケーションをめぐる戦争は始まっているわけネ。