バンナム、Steamスプセル他各ゲームプラットフォームにてセール開催中 | ゲヲログ2.0

バンナム、Steamスプセル他各ゲームプラットフォームにてセール開催中



とうとうSteamを運営するValveがSteamスプリングセールを開始した。4Gamer.netが伝えている(関連リンク)。大幅なゲーム割引価格が目に付く魅力的な企画は、旧正月の時期から代わって春にその舞台を移したこととなる(関連リンク)。旧正月セールは『時期的に12月のウインターセールと近すぎる』という理由で廃止されるのだ(以降、旧正月セールは廃止と相成るものの、カスタム割引企画は想定の範囲内らしい)。何はともあれ、これで2023年・今年から春・夏・秋・冬の四期に伴うセール企画が整備されたというわけだ。

合わせて、CAPCOMだけではなく(関連リンク)、バンナムも動き出した。対象となるバンナムが絡むタイトルの大幅な割引販売は、Steamプラットフォーム上だけに限ったことではなく、PS環境やSwitch環境までも対象にしている。バンナムの販売企画をまとめたサイトでは、STEAM Spring Sale(この記事で言及してる所謂”スプセル”のこと)・PlayStation Essential Picks・Nintendo Switch 春休みのお買い得セール・Nintendo Switch 太鼓の達人セールと四つ部門が出来ている。

バンナムによるセールは、各プラットフォームで開催時期は微妙に異なるものの、大まかに言えば3月下旬まで続く。Steamでの主な割引タイトルは、Tales of Arise/TEKKEN 7/CODE VEIN/アイドルマスタースターリットシーズン/ACE COMBAT 7というラインナップになっており、特に割高感の高かったアイマス新規IPのフィフティ―OFFの存在はでかいだろう。対して、PS/Switchプラットフォームでの割引感はSteamでのそれと比べると若干劣るといったところか。またDLCの割引セールも展開されていて、相変わらずのバンナムらしさも感じさせるのも正直なところ(バンナム商法)。

ひとつ断言できるのは、各和製ゲーム会社もその体質が変わってきたということだろう。かっては、Steamでの自社関連タイトル販売を渋る日本のゲーム会社は珍しくなかった。スクエニ/カプ/ナムといった主要ゲーム会社の類を問わず、Steamでの販売は原則排除、ということもままあったことは記憶に新しい(おま国)。ただ、現在に至り、各社ともに、自社IPをSteamで流通させることに忌避感を抱いている様子は(少なくとも当時と比べれば)あまりないし、Steamやほかのプラットフォームでの大型のセールにも柔軟に対応している様相を呈している。

残された課題・強く期待される部分は、
日本のゲーム会社による新規IP/AAAタイトルの多発的な登場ではないだろうか。