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続:バンナムはガンダムの”SD化”を進めるべきだ | ゲヲログ2.0

続:バンナムはガンダムの”SD化”を進めるべきだ

記事の要約:バンナムはガンダムの”SD化”のような、柔軟かつ自由な解釈ある姿勢で、世界に通じるIPをグローバル環境で売り出すべきだ。世界に通用するIPをいくつも抱えているのにそのチャンスをみすみす逃すのは、もったいなさすぎる。

ガンダムIPがSteam進出してからもうかなりの時間が経つ。なによりもまず問題なのは、版権元であるバンナムがユーザに寄りそう形でゲームリリースしてくれないところだ。アイマスIPの最新作「スターリットシーズン」でさえ、DLC商法が明らかに目に見てとれる。バンナムが世界で最高峰のIPを持っていることは、ゲヲログ2.0でも二度記事にして伝えてきたが、いくら待っても彼らの態度はあまり変わりがないようだ。やれるべきことは二つある。バンナムぐらいの会社であれば、経営陣の英断ですぐできる、簡単なことだ。

①「おま国」をやめグローバル市場に打って出ること

国産のゲーム会社がSteamで「おま国」や「おま値」を設定することが多いのは有名どころ。こういう悪しき慣例はやめて、とっとと早売りせよ。DLC出すならばもっと中身のある本質をついたものにしろ。おかしな値段設定もやめて、日本のSteamユーザ含めたグローバル市場全体のことを考えろ。スクエニは体制が変わってから、「おま国」をやめ、かつて購入した海外スタジオや関連IPを売りに出すぐらい余裕が出てきた。売価で新規事業に投資だってできる。既存のIPを上手く使いこなせれば、メリットは無限大。

②二次創作系に敏感になりすぎないこと

コンテンツ関連各社がガイドラインを出して、二次創作の緩みを付けてきたという潮流を無視してはいけない。ガンダムIPがキャラクター版権として過度な規制に寄りがちなのは、たしかにその性質上理解のいくところだが、そういった強い規制は自社の仕掛ける市場自体を狭めてしまう。ガンダムIPはその顕著な事例だ。”版権縛り”にもっと疎くなれば、ユーザの拡大はグローバル環境で進む。すでに米国などでは、イラストがフェアユース制度に沿ってガンガンだされている(もちろん日本でも”明白なアングラ”としてpixivなどで題材になっている)。あまり権利権利とうるさく言うと、タイトルをツッコむ市場自体を狭めてしまって、売り上げが頭打ちになっていくだろう。一気にフェアユースまで、とはいかんだろうが、まず、米国の著作制度をお手本にファンによる創作をガイドライン形式で部分的に認めることを始めるべきだ。

バンナムはもうちょっとユーザ・ファンの声に敏感になるべきし、それよりもまず、ユーザのニーズの把握に努めるべきだ。結局、近作「GUNDAM EVOLUTION」クロスプレイができない見込みだし、今確認しただけでも、Steam版は右往左往して「おま国」になるようだ(たぶん十中八九そうなる)。アーケードやPS系に寄りがちな「ガンダム vs.シリーズ」だってもっとオープンになってリリースすべきだ。あれほど国際的に通じるタイトルを世界市場で売り出せば確実に利益になるだろう。

バンナムはガンダムの”SD化”のような柔和な姿勢を取りIP全体の利幅を広めるべきだ。
チャンスをみすみす逃すべきではない。

赤羽霧, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons