ランダム要素を排除したデッキ構築RL意欲作の続編「ファントムローズ2 サファイア」~10/20発売ヨテー  | ゲヲログ2.0

ランダム要素を排除したデッキ構築RL意欲作の続編「ファントムローズ2 サファイア」~10/20発売ヨテー 



PLAYISMが8/20のオンラインイベント「PLAYISM Game Show」にて、9つのタイトルの新ジョホーをハピョーした。もちろん、ハピョーされた9つのタイトルのうちすべてが注目すべき優れたタイトルだが、中でも特記すべきは以前からゲヲログでもその動向を伝えていた[1] [2]「WORLD OF HORROR(邦題:恐怖の世界)」のフルローカライズ版、および「ファントムローズ2 サファイア」の双頭ではないか。今回は「ファントムローズ」の正統な続編のほう「ファントムローズ2 サファイア」をピックアップしてみる。

原点となった「ファントムローズ」は、カードを引き当てるというランダム性を排除した、デッキ構築型ローグライトカードゲーム。すべてのカードにクールダウンタイムが設けられており、高い戦術性を含む唯一無二の意欲作として広くSteamerの間で知られているIPだ。PC(Steam)の他、AndroidやiOSにもポーティングされた、原点「ファントムローズ」は作者makarollのワンマンスタジオ:Studio Makaから配給されたタイトルでもあった。

その正当な続編である「ファントムローズ2 サファイア」では、前作「ファントムローズ」のシステムを継承した上、さらにクラスの概念を持ち込んだことが最大の特徴である、という。例えば、ブレードクラス・メイジクラスが存在するのだが…ブレードクラスは基本的なものだからいいとして、メイジクラスはどこが違うんか?クラス:メイジは、”アルカナ”というもう一つの管理要素が付属していて、攻防一体型のより戦術性高きクラスになるという。ブレードに慣れたらば、メイジにもチャレンジしてほしい、とのこと。

イラストレータとしても活躍するmakarollが開発するゲームなだけに、若干ダーキーな、だが魅力的なグラフィカル要素にも注目したい。前作「ファントムローズ」が”スカーレット”(赤)を基調にしているならば、今作の基調色はタイトル通り、まさに”サファイア”(青)。キャラクターの描画は前作よりもさらに磨きがかかって洗練されているよう見映える。モンスターに支配された学園で、生存者を探しイベントを経験していく、ストーリーテリングの側面も持つタイトルになる。

「ファントムローズ2 サファイア」は開発:makaroll,配給:PLAYISMでSteamにて2023/10/30発売予定。米シアトルで今年開催される予定のPAX WestのPLAYISMブースにて、本舗初公開となるデモ版をプレイできるらしい。デッキ構築型ローグライトカードゲームの異端児として知られる意欲的な作風の正統続篇なだけあって、Steamerならば注目すべき新作といえよう。一作目「ファントムローズ」はトントンのやや好評評価を得ていただけに、セカンドではブラッシュアップがかかってより愉しみがいのある傑作に仕上がることを期待したい。

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