前身のスーパーヒット作「Terarria」で知られるpub-Chucklefish-(魚)「イーストワード」「Starmancer」などを同pubゲームとしてリリースへ | ゲヲログ2.0

前身のスーパーヒット作「Terarria」で知られるpub-Chucklefish-(魚)「イーストワード」「Starmancer」などを同pubゲームとしてリリースへ

Finn Brice率いるChucklefish(魚)が、自身が手掛ける、インディー系ゲームの幅を広げようとしているのは今に限ったことではない。日本でもインディーゲーム界隈を大いに賑わせた「Risk of Rain」「Halfway」「Stardew Valley」「Pathway」に続き、今度は上海のdevが手掛けるシングルAVRPG「イーストワード」とスウェーデン・アメリカ人のスタッフコンビが作る独特なSFシム「Starmancer」を発表するのが”間近だ”というのだ。

このうち「イーストワード」[Steamページ]の情報はかなり出ている。どうやら二人のキャラクターが協力し、人類が滅亡しかかった近未来で、未開拓の地の謎と神秘に迫るというアドベンチャーRPGものらしい。旅の放浪の過程で、戦闘と調理、町での生活を楽しめる秘境開拓ゲームになるようだ。ビジュアルアートとしては2Dのドット絵がきれいに輝く、いかにも魚がpubを担当しそうな16bit風のゲームになっている。アイルランドグループが本作ビート音楽の担当ととのこと。これまでさんざん出てきたローグライトもの・経営シミュレーションもの、とまだ一段毛色違う、なかなか作りこみに関心のかかるゲームと言えるのではないか。ゲームエンジンはLuaとC++を使った独自のエンジンである「モアイ(Moai)」というものを採用しているらしい(いくつかのインディーゲームで採用実績がある)。このゲームのプレスをもとに、その様子をNintendo Lifeが間接的に伝えている。Switchでもリリースされるという事で、和ゲーにはかなりの親和性があるものと思われる。

一方、「Starmancer」[Steamページ]のほうはどういったゲームになるのか骨子すらあいまいなままだ。サイトを見る限りどうやらSFのコンバットアクションとシミュレーションを2.5Dのクオータービューから眺めるような高度なゲームになるようで、新規性が高いものと見受けた。地球がカタストロフした後の宇宙を舞台にした未来、様々な星系を渡り歩きながら、植民者の管理やビルド・クラフトを主とした居住コロニーの施設整備に精を出し、たびたび発生する紛争処理などにまで奔走するという、まだ見たことのない要素を多く含んだ野心的なゲームになるようだ。「Dwarf Fortress」や「Rimworld」に近しいゲームと公式サイドは言及しており、この先達どちらもが当時からずっとsimゲーの始祖的なポジションを取り続けてきただけに、それらにインスパイアされた本作にも注目が集まる。実質的に公式サイト経由でたどり着けるプレオーダールートも開設され、予約もスタートしているものの本記事執筆時点ではプレイは不可能。ただ、野心的なゲームだけに、ポテンシャルも含めて期待ができるのではないか?”幅の広いゲーム”を目指しているようだ。

どちらも魚の経営戦略としてはかなり一貫したビジョンがあるように思える。高品質なビジュアル表現に頼ることなく、多くのインディーゲームを広報でアピールしながら、有力なゲームタイトルのpubにつき、繊細なバックアップをする…開発リスクをテイクすることなく、有望株のpubにつく…きっと、頭の回転が速いのは魚率いるFinnなのだろう。

※アイキャッチ画像:公式ツイッターより