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シリーズ最新作「StrongHold: Warloads」近日リリースも懸念は大きいものがあるか

シリーズ最新作「StrongHold: Warloads」近日リリースも懸念は大きいものがあるか

築城ゲー…というと、「StrongHold」シリーズである。リアルタイム戦略シミュレーションの歴史に名を刻むシステムを持つこのシリーズは、ストラテジーの中でも、城における攻防をフォーカスしたものである。中世、戦闘の礎は城であった。大きな火薬式大砲による砲撃で強烈なダメージを与えるイノベーションが起こるまでは。このゲームはその”城壁の時代”における戦略シミュを打ち立てたという点で、主にそのシリーズ初期~中期にかけて、高い評価を得た、ストラテジーである。

そして3月10日(たぶん日本時間で9日)にその最新作が満を持して配信・発売となるわけだ。その名を「Stronghold: Warlords」という。既に先行プレイをしているYouTuberもいるようだが、このシリーズは実は苦難の時を経ていて、その復活を期したゲームタイトルなんである。

気になってしまうのはやはりネガティブな点だ。開発元のFireFly Studiosはシリーズを通してなんとか、シリーズの復活を目標に様々な試みをしてきたのだ。MO系に仕立て上げた「StrongHold Kingdoms」が当初好評を得てSteamランク入りしていたころとは時期が違ってしまっている。リブート/リメイド系もうまくいかず、初代から劣化してきたゲーム性が批判の的にさらされてきた。ではなぜ?

IGNやPC Gamer誌はこれといった特徴のない、発展性のないゲーム性について、続編である”クルセイダーズ2”を批判しており、また、直近作である”3”はゲーム性以前のバグ放置レベルと評するメディアも多くあるようで、Steamレビューにおいても、部分的な継承作を除いて、特にシリーズの”3”は『絶対に勝ってはいけない駄作』との評価が極まっている。

開発元もこれに懲りたようで、原点回帰してこの”Warloads”をリリースするようだが、ストラテジーは操作量も多く、上級者と初心者とのマッチアップは元から望めないジャンルになりつつあるため、なかなか新たなメメントを盛り込むどころか、完成度の高い評価を得ることのできるタイトルになっているかどうか、微妙な匙加減しか呈せないのも事実だ。

AIが進歩し、管理を自動化できるなど、イノベーティブな要素が『新章』に搭載されているようだが、なんとなく、Warhammerシリーズのように凡々な出来にしかならず、『フルプライスで買えます!』という一作になっているかどうかはよくわからない点・不透明な点が依然多い。なんといっても”3”での失敗を引きずっている印象は正直ある。

この手のゲームも決して安くはないため、まず温かい目で見守るのがSteamerとしては『JYODO(常道)』ではないだろうか?