「30XX」はどこがダメなのか? | ゲヲログ2.0

「30XX」はどこがダメなのか?

本作が素晴らしいのはよくわかる。ロックマンXの正統派続編どころか、横スクロールACTの傑作といってもいい出来だろう。だが、”穴”がないわけではないとあたしは思う。この記事ではあえて、惜しい点を逆張りの形で論じさせていただき、それを列挙させてもらう(※画像:Steamページより)。

・ローグライトシステムのわかりにくさ

このゲームは、ローグライトモードと、メガモード(ロックマン風のモードでパーマデスが緩和されている)とで、ゲーム性の差が大きい。そのためにゲームの選択肢として、どちらを選べばいいか完全に理解しがたい…通常のローグライトモードとメガモードとでどちらが”優れている”、推奨標準モードなのか?という問いに明確に答えられていない。

・わかりにくいHQシステムとステージギミック

ギミックが2Dのちょい粗い(それでも十分品質は上がったんだけど)本作では、特殊すぎるステージ構成がわかりにくさに拍車をかけている。例えば、ローグライトモード(スタンダード)とメガモードではHQのレベルデザインも通常のステージレベルデザインもちょっとわかりにくいところがある。若干~中程度『忍耐して解決策を探す喜び』がないとエンドまではたどり着かないだろう(特にスタンダードモードでは)。

・カリグラフィーのアンバランスさ

英語表記でも日本語表記でもカリグラフィーの概念理解できてるか?って思わされるぐらい、ぶっれぶれの字体・バランスだ。インターフェースに適切なカリグラフィーを割り振らないという側面、これはでかい…

・アニメーションの不均一さ

ドット絵はまぁまぁまとまってきたが、まだ足りない(もっと良くなるはずだ)。それはいいとしても、アニメーションや立ち絵というかキャラの全身が映った画像では粗が出すぎている。シャンティシリーズがそうだったように今後、続編が出るたびにもっとハイクオリティになっていくだろうが、少なくともそれは「40XX」が出るころだろう。今作に”狭義の作画”は期待できないといっていい。

本当に惜しい作品だ。シャンティが最初これらと似た批判を浴びていたのだから、むしろ早期アクセスでリリースされている「30XX」にも改善の力が、シリーズ進むごとに発揮されていくことだろう。だが、メガマンXの精神的継承作をプレイする!という強い意志がない限り、現状急いで「30XX」を購入する必要はないと…私見ではそのように思える(無論ポテンシャルは大きいものがあることも併記しておこう!)。