Steamerに「Hades」よりも「Dreamscaper」をお勧めする理由 | ゲヲログ2.0

Steamerに「Hades」よりも「Dreamscaper」をお勧めする理由

Steamerに「Hades」よりも「Dreamscaper」をお勧めする理由…答えは単純だ。ビジュアル面で非常に優れているほかシステム的にも斬新だからだ。

まず「Hades」はハックアンドスラッシュの要素がでかくリプレイ性の面で『飽きちゃう』という欠点を抱えている。たしかに「Hades」が極めて良くできた素晴らしいタイトルであることは認める。ただし、リプレイしていく中での”発見性”に乏しいのだ。これはハックアンドスラッシュの弱点であり、その要素をローグライトと重ねて設計してしまった「Hades」唯一の欠点だ。娯楽性が高く面白いゲームであり”圧倒的好評”を得ているのも納得はいく。だがすべてがそのほかのローグライトに勝っているわけではない(ローカライズの問題は別としても)。だから傑作とは言えない。名作だ、とは言っておこう。

あたしがよく「Hades」と比較するのは「Dreamscaper」である。このゲームが「Hades」より優れているのはグラフィックをはじめとするデザインセンスの点だ。「Dreamscaper」は美術性が高くデザイン面で優れている。まるでそれは一つの絵画が作られていく様子を見ていくようなものなのだ。そしてなんといってもシステムが極めて斬新だ。夢と現実世界を往来しその到達点・実績点でゲームプレイ自体の行方に影響する…というゲームシステム設計は斬新すぎて他のゲームのコピーに留まらない要素がある。

昨今、”ゲーム”には模倣品が極めて多い。例えば『デッキビルド系カードゲーム』というジャンルがStSによって創始されたのを初として、コピー品が極めて多くこのジャンルの”硬直性”までをも作ってしまった。イノベーションは模倣だけからは生まれない。模倣を独自に解釈・発展させればイノベーションは生まれるかもしれないが、模倣そのものだけにこだわっても意味がない。

ファメは「Hades」「Risk of Rain 2」を絶賛しているがあたしはこの意見をまともに受けることはできない。むしろマイナーだが「Dreamscaper」のほうをお勧めする。「Hades」の”スコア”が93ならば「Dreamscaper」の”スコア”は89でなく95に匹敵する。この高級志向の業界の中、ゲーム性vs美術性では後者が勝つ。それぐらい「Dreamscaper」は希少なゲームなのだ。

※ロゴ:Afterburner Studios公式プレスキットサイトより