椎名軽穂の代表作といって異論はないだろう。「君に届け」のNetflix新版が3/30配信される。

第32回講談社漫画賞少女部門受賞作「君に届け」は、2000年代を代表する青春漫画。これまで幾度となくメディア化されてきた漫画史に残る成功作とされることが多い傑作だ。漫画は集英社マーガレット誌上で連載され、高い評価を得た。
また、漫画原作に基づくテレビアニメ(1期+2期)・小説(下川香苗著)・ゲーム(Nintendo DS)・実写映画(熊澤尚人監督)化もされ、さらに此度2022年に新版ドラマ(Netflix独占)にもなる。今回のドラマ版はいわば、リメイクのリメイクのリメイク。テレ東とネトフリが共同制作する、最近の”テレ東らしさ”も感じるトコロ。主題歌は川崎鷹也による描き下ろし新曲「愛の歌」となった。曲は90秒予告版(Youtube)を参照のこと。
見た目とクラスでの浮き具合からつけられた”貞子”の綽名を持つ高校生:黒沼爽子と同級生:風早翔太との青春と成長の高校生活を描いた漫画は、メディア映えもするイメージの沸きやすい作風で描かれており、種々のレビューサイトで評論・議論され、原案漫画はもちろんのこと、各派生作品は総じて高い評価を得ている。アニメは特におもろいで。
※書影:版元ドットコムより.