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破壊系レースゲー「Wreckfest」~VTuber/YouTuber/Webメディアを通じて積極的広報のスタンスを見せる | ゲヲログ2.0

破壊系レースゲー「Wreckfest」~VTuber/YouTuber/Webメディアを通じて積極的広報のスタンスを見せる

もう二か月前のことだから、何をいまさら…と思うかもしれんが、破壊系ハードカジュアル混合レースゲーとしてSteamで一番名高いタイトル「Wreckfest」がVTuber/YouTuber/Webメディアを通じて積極的広報のスタンスを見せている。Switch版が近日に公開されたことも影響あってか、その広報のスタンスを見ると、時代が一周回って、ユーザに規制をかけるヤリクチが解禁されつつあることにまた一段と納得がいく。あたしは、以前、Battle.netがそのプラットフォーム上でろろみや氏の講座動画をオセオセで喧伝してたことを思い出した。

見た感じ、日本語の公式サイトはGoogle Sitesで作られているようだし、リリア・ツェペルという中堅VTuberの同作プレイ動画をその日本語公式サイトで直に貼り付けている。同時に、著名なゲーム系YouTuberである兄者弟者のプレイ動画まで張り付けられているほか、Game*Sparkのネタ的レビュー記事やdoope!の広報記事にまでリンク活用しているところが見て取れる(関連リンク:公式日本語サイト)。パッケージ版やレーシングホイールが当たったりするプレゼント企画まで地味にやっていたらしい…当てたいならこういう穴場を当たらないとな!っていうぐらいいいニッチな企画だと感じた。

このタイトルをあたしがハードカジュアル混合レースゲーと評したのは理由がある。近年、レースゲーというものは硬派なハードタイトルとポップなカジュアルタイトルとで大きく二分されてきた歴史があると思う。わかりやすく事例を挙げて極端に言えば、前者は「グランツーリスモ」に代表され、後者は「Forza Horizon」のようなタイトルに代表されるだろう。だが、本作「Wreckfest」は、クラッシュ系(破壊系)レーシングとしてのハードもの、そしてレーシングそのものの主体さはハンコンそれほどいらない=パッドで十分なカジュアルものと、うまいところ両立させ設計されている。レーシングを独自の解釈で設計したSteamでも珍しいこの特異なレースジャンルを代表するタイトルこそ「Wreckfest」なんだ(「BeamNG.drive」っていう似通ったタイトルもあるけどちょっとこちらはシミュレーター寄りである)。

血統は2005年と古株の「FlatOut」まで遡る。開発手掛けるBugbearはこの頃から独自のエンジンを利用したレーシングゲー開発の技術を磨いてきた。その後「FlatOut 2」で評価を高めた後、本タイトルをリリース。局所的だが、その名を確固たるものにし遂にこのジャンルの風雲児となったわけ。DLCやシーズンパスも導入されて、ジャンル確立の立役者となったんだな。馬鹿さ加減とリアリティを両立させた、ドッカンレーシングバトル。そいつをうまくアレンジしたタイトルだから、この記事みてるあなた、若干高めのSteam配信にも乗ってみてはどうか?たしかに定価3500イェンは安くはないが…なお、本記事が執筆されている段階ではXboxゲーパス対応タイトルとなっている。ゲーパスから外れても格安値引き価格で買えるだろうし…なんつったって本作でしか味わえない貴重な風味がある一作。とにかく、ぜひ、買ってドウゾ。

※画像:ゲーム「Wreckfest」(Steam)より引用.