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【連載:ローグライト探訪記】「GUNHEAD」~挑戦続くAlientrapによる新生メック系FPS | ゲヲログ2.0

【連載:ローグライト探訪記】「GUNHEAD」~挑戦続くAlientrapによる新生メック系FPS

カナダ・トロントを拠点とするゲーム開発会社Alientrapの新たな挑戦は3Dタイトルになるようだ。

Gunhead is a fast paced roguelike FPS where you take the role of a pirate mech with a gun for a head, looting derelict spaceships filled with monstrous drones made out of bone and steel. Sequel to the 2d roguelike Cryptark

新作、「Gunhead」はメック型ハイスピードローグライトFPSになるという。同作を手掛けるAlientrapはこれまで様々な作風のゲームを作り上げてきた。2002年に独立系開発スタジオとして設立されてから、2005年にはオープンソースFPS「Nexuiz」をリリース(2012年に同作は商用版としてもリリースされた)。後、2011年には2Dメトロイドヴァニア「Capsized」を、2015年にはギリシア神話をモチーフにした2DACT「Apotheon」を、2016年にはVR市場に進出した「Modbox」を、2017年には破壊系サンドボックス「Maximum Override」を、また同年にローグライトACT「Cryptark」および宇宙建設系シム「Autocraft」をそれぞれリリースしてきた。直近の「Wytchwood」(2021年)は2Dのアートスタイル系ADVゲームとなり、野心ある作風は変わっていない感がある。

まぁ、あたしのフィーリングだと、これまで挑戦的なタイトルを多くリリースし、それなりの評価を得てきたものの、大きいヒットタイトルには恵まれていない印象があるスタジオだ。ただ、これまでそのチャレンジブルなゲーム開発の姿勢はSteam設立初期からコアなSteamerを中心に話題になってきたと記憶している。上述のタイトルの中でも、「Nexuiz」は間違いなくフリーソフト系FPSの先達だったし、「Capsized」もSFと生物系の融合したメトロイドヴァニアとしてそれなりのファンの目を惹きつけてきた。近年は作品の洗練化が進んで、優れたローグライトACTSTG「Cryptark」や、雰囲気ゲーとして魅力的な「Wytchwood」を世に出しており、その出来具合は、古株~中堅のSteamデヴェロッパの名に恥じない出来だった。独創的で新しい作風のゲームを世に出したい…という思いは今でもSteamコア層を中心に十二分評価されているはずだ。

そういった中で新しく制作される「Gunhead」は、上述の既存IP「Cryptark」のシークエルになっており、その3D版のような立ち位置にあるという。トレイラー見る限り、生物と機械の融合した世界観の下、メックコックピット視点で豪快にイカツイ火器をぶっぱなす様子はやはり爽快の一言。YouTubeに掲載されている当該トレイラーのコメント欄でも期待の声が数年前から集まっているようだ。『2D版過去IPよりも良い出来のように見える』『リリースが待てねえ…』などの声があるほか、この分野としては古作中の古作に該当する「Descent」や別会社によって制作された「Tower of Guns」を引き合いに出す声まで上がっているようだ。たしかに、このジャンルに手を出すのはまたまた挑戦的で野心的なものなはず。最近では、トレイラー段階で『神ゲー間違いなし!』と誰もかれもが高く評価し、第三者からの資金調達にも成功したが、リリース後まったく市場の期待に応えられかった「Hawken」に近い作風だし(あえてここに独立系スタジオとして焦点を当てたのは面白い試みだ)、はたまた直近では「Aegis Descent」との比較もできそうなポジションを取っていると思う。あとはローグライトとしてのボリューム・バランス・質があれば、同スタジオ設立以来の傑作になってくれそうな気はするが…

みなさんはどう見るだろうか?


( ゚Д゚)<メックコックピットFPS視点のローグライト…といったところか。
前轍を踏まず、新作の開花を待ちたいところ。ゲーム「Gunhead」は2022年発売予定。

※文章・画像:ゲーム「Gunhead」(Steam)より引用.