タイトルはかつて「I, Dracula: Genesis」だったもの(今は「Doomsday Hunters」)。
なお、オフィシャルサイト(ラオスドメインだからラオスのゲーム会社なのか?)もつべチャンネルも実質放棄されているようで、Steam/Twitterで適宜アプデの様相が報告されている。アプデに伴ってタイトル名が刷新されたほか、ジャンプがドッジロールに変化し、システム上大幅に変わったので注意されたし(今後のアプデに注意してレビューを見てください)。
Finally, the game was renaming to “Doomsday Hunters”😈 (ex I, Dracula: Genesis)https://t.co/L86GToTziB#pixelart #ドット絵 pic.twitter.com/ONkpAzDCan
— andylittle (@andylittle79) October 27, 2021
ポストアポカリプスのピクセルワールドで、グロキモく表現されたクリーチャー系SFのデザインが煌めく一作。とにかくドット絵はすさまじい出来、世界観の奥深さを鮮やかに彩る。なんだろうこれ?なんつーか、メタスラにゾンビやUFOが登場してきたあの新鮮さを感じるタイトルだね!
え?どんなゲームか教えろって?あれこれ言う前に見りゃ一目瞭然だ。
すごく面白い。アプデを経て、面白くなった。特にMetalSlugを好きなタイプの日本人にもっと買ってもらいたい。度ストライクなグラフィックスだ。 https://t.co/Vj5gyQeb3D
— 文野純 (@metta2tubuyak71) April 5, 2022
Gradually inserting meta progression📈 The game is getting more replayable🎮 Wait for the next update!#doomsdayhunters #pixelart #indiedev pic.twitter.com/GmvkXZRgvv
— 🧛♂️ Moregames (@imoregames) January 23, 2022
アンロックが主要な要素だとおもって構わん。例えば、ウェポンModもそのキャリー枠もステージ道中でアンロックしていきながら、ボス倒す。倒したのち、ワープステーションに行く。それでステージが進んでいくって感じかな。恒久的なアンロック枠もあって、それらをローグライトシステムの冒頭でリセットして再配分できる。とはいっても、アンロックには相当時間がかかるので、『はまったら泥沼』って感じのタイトルです。アンロック要素が強いってのは、武装だけで400(ぐらい?)用意されてて、キャラのアンロックもあるね。ただ、灰汁(アク)も結構強いっす。
灰汁ってのはなんぞや?と思ったろう。例えば、アプデでかなり改善されたとはいえ、いかんせんクォータービューなんで、ドッジロールとかの場所把握がちょいムズい。適宜感覚で動かしていくことになると思う。ジャンプアクションがほぼ廃止されたようで、そのあたりは良い配慮だったと思う。同じ理由で弾幕の把握には慣れが必要だね。あとメレー系アクションはどうしても距離感の把握がむずいので、上級者向けだと思ったよ。
プレイ感覚としては、Doomとガンジョンを合わせて足して2で割った、クォータービューローグライトといった感じだね。Doomほど強くスピード感が求められるわけではないし、とはいっても弾幕への俊敏な集中力を追い求めたわけでもなし・また、ギリギリ高難易度をガンジョン風に追求しすぎているわけでもない。どっちかというと足して二で割って、同時の解釈を加えた”中庸な”スポーツ系ローグライトといった感じでしょうね。
あと言い忘れそうだったけど、道中のリソース管理には気を付けておいた方がいい。中学校レベルの英文は読まないとダメなん。HP減らす代わりになんちゃらゲッツとかコインで支払う代わりになんちゃらゲッツとか条件があるからね。パークレベルどれ引くかとか…そういう面では戦略性もけっこう必要かも。
よく出来てる。プレイしてて楽しいし、ポストアポカリプスなのにお気楽さが漂ってて、暇なときにやりたいだけやれる『引き出し型ローグライト』とでも言うべきか。ホンマのガチプレイをしたい層にもお勧めできる独自の世界観だし、気軽に暇な時だけ疲れないようにプレイしたいヌルゲー層にも配慮があるっていう、ローグライトシステムを主軸としている割には様々な”中庸さ”が実装されているのがGood。いかんせんヒット作になってないのが不思議。もうちょいスマッシュヒットっていうタイトルになってくれると、邦語化対応も含めてありそうげで、いいんだけどなぁ…
devの公式HP/公式つべチャンネルの放置っぷりすさまじいので完成までたどり着くか勝手に不安してる…
まぁ、かなりお勧めの一作であることには変りないっす。
※アイキャッチ画像:Steamより