ゲーム「Stardew Valley」開発者エリック・バロン、Chucklefishとの関係を明かす~新作のタイトルに影響?有限会社ノーツとの比較【全文抄訳有】 | ゲヲログ2.0

ゲーム「Stardew Valley」開発者エリック・バロン、Chucklefishとの関係を明かす~新作のタイトルに影響?有限会社ノーツとの比較【全文抄訳有】

「Stardew Valley」を一人で開発してきた、エリック・バロン(Wikipedia)だが、彼はやりたいことを一人でやりとげる、スモールビジネスを信条としているようだ。ハードワーカーである彼の経歴に関しては他の記事(ゲヲログ)に詳しいが、それをもってして、不正な労働に関わるつもりは毛頭ないことを、パブリッシングを担当”してきた”Chucklefishの一件を指摘しながら、彼は表明している(Stardew Valley)。ちょっと全文を見てみよう。

皆さん、ごきげんよう。ConcernedApeことエリック・バロンです。

私も確認していますが、Chucklefishがゲーム「Starbound」の開発において不正労働を強いていたということがリポートされています。この事態を鑑みて、Chucklefishと本作「Stardew Valley」との関係性について混乱があるようなので、これを受け、私自身、明確にしておきたいポイントがあります。

5年と半の間、ゲーム「Stardew Valley」は私一人の手によって作られました。どのようなキャパでもってしても、Chucklefishは開発労働に貢献していませんし、ゲームの制作にも関与していません。

マルチプレイモードにおいて、PCローンチ2.5年経過の際、Chucklefishの雇用者がマルチネットコードを書いたことはありますが、これが唯一のChucklefishに関与になっています。

Chucklefishはパブリッシングとしてゲーム「Stardew Valley」を担当してきましたが、それはビジネスマーケティングサイドにおける仕事、ローカライズ・他ハードへの移植といった第三者の会社との委託業務のみにおいて為されたものです。ゲーム「Stardew Valley」は2018年12月以降セルフパブリッシングに販売体制を切り替え、それゆえ、Chucklefishはもうなんらパブリッシングにつき関与するものでもありません。

ゲーム開発における労働の対価は必ず正当な評価を受けるべきものと、私自身、信じていますことも申し上げておきます。

-エリック

Stardew Valley – Clarification on the relationship between Chucklefish and Stardew Valleyより引用

すでに、セルフパブリッシングに切り替えが済んでいるタイトルだが、新作には猿(ConcernedApe)の名前をタイトルに冠しており、なんらかの意味深な意図があったことを感じさせる表題になっている。

あたしも以前、『なぜ「TYPE-MOON」ブランドで知られるノーツは有限会社なのか?』という記事を書いて、それらがツイッターを通じ、ある程度の反響、ちょっとばかし呼んだという自負・経験があるが、エリックもどうやらこのノーツと同じ論理に従って、ゲームを開発しているようだ。たしかに、ゲームと言う財産は情報財であり、本業の粗のある儲けだけでやっていこうというのならば、わざわざ大きな会社をフロント/バックに就くことを望む必要はまったくないし、それに追随するありとあらゆる行為をわざとらしく取る必要もない。

つまり、有限会社ノーツとエリックは、ゲーム開発の経緯やタイプは違っていても、その経営に対する純なる思想の面では似ているわけだ。自分たちの考え方・やり方を通じて、ゲームという”夢のような”作品を売り続け、拡散させたい思いがあるのだろう。ひろゆきも言うように(YouTube)、世界一の会社を作りたい!というのであれば、それは間違った手法だが、このケースは明らかにそうではない…つまり、そういった『世界一の会社を作る必要はない』という考え方でもってして、経営上コンパクトな立ち回りを念頭に置くのであれば、極小でキャッシュフローの良い簡易な開発姿勢を取った方が、自分にとって都合が良いのは当たり前のことだ。

繰り返すが、彼(エリック)の新作のタイトルは「ConcernedApe’s Haunted Chocolatier」というものになっている。彼の垢ネームを冠しているタイトルに”変わった”のは、この辺りの一件を彼自身がある程度は意識した結果なのかもしれない。

※アイキャッチ画像はゲーム「Stardew Valley」より引用させていただきました。