WB Games新作「ゴッサム・ナイツ」~事実上の「バットマン」シリーズの後継作、2022年10月リリースへ | ゲヲログ2.0

WB Games新作「ゴッサム・ナイツ」~事実上の「バットマン」シリーズの後継作、2022年10月リリースへ

もともと、ゲーム「バットマン」シリーズは全編通じて、傑作との評価を受けることが多かった。大概のキャラクターヒーローもののデジタルゲーム版がクズとの評価を受けがちなように、WB Gamesの作るゲームも、そうであるかのように思えるだろう。だが、WB Gamesによるゲーム「バットマン」シリーズはそうではなかった。

キャラ立ちしつつも、ビークルの操作をはじめとしてマップを自由に行き来できる、適切な形なオープンワールドシステムを大胆に採用。メインルートもサブルートもそれぞれのクエストがガジェット立ち・具現化していて、コッテリとしたゴッサムシティの表現を実現。なによりバットマン自身のアクションを基礎とした、中身の充実した旨味の詰まりに詰まった”徒手空拳”ゲームシステムは、他にありがちな杜撰なヒーロものゲームと一線を画し、賞賛を浴びていることはゲーマならば記憶に新しいはずだ。

だが、今回、シリーズ刷新作としてリリースされる「ゴッサム・ナイツ」は、別編(「The Court of Owls(梟の法廷)」)を主題に取り上げ、バットマンの死後を描く作品になるという。なんたることか?我らのヒーローバットマンを死なせてしまうとは!代わりに偉大なる”彼”にとって代わって、とある”四人のヒーロー”の再誕をテーマに据えるという。

ここらのいきさつは2020年のファミ通の記事に詳しい(ファミ通.com)。「ゴッサム・ナイツ」のモントリオール部・シニアプロデューサー(現エグゼクティブプロデューサー)である、Fleur Marty(フラー・マーティー)による詳説によると、あえてバットマンという最大のヒーローが死んだことで、得られるもの・核となるストーリーが存在するという。ファミ通の該当記事によれば、それ(英雄バットマンの死)は、ゴッサムシティの再定義でもあり、彼=バットマンの死を受け入れ、四人のダークナイトたちが新たなるヒーローとなる証を手に入れる、そのプロセスを大切にしたいがため、相成った設定だ、というのだ。もちろん、それはゲームを通じ、プレイヤーにも共有される物語のコアだとマーティーは同記事のメールインタビューにて語る。

(注)マーティーの経歴に関しては、LinkedInに詳しい(LinkedIn)。

また、シリーズ通じてのアクションセンスは健在との言説でもってして、マーティー自身、同記事内で受け答えしており、それらはさらにパワーアップして帰ってくるという。さらには、全体のゲームバランスをまったく崩さないCo-opモードの実装や、レベリングに応じて異なる設定に最適化される難易度などが特徴になることも明らかになっている(YouTube)。悪役であるヴィランたちも、動画内でふれられているフリーズ以外に数多く登場し、ゴッサムの暗黒街を怪しく彩るという。さらに、マーティーが語るところによれば、ゴッサムの象徴ともいえる英雄バットマンの死は、悪役であるヴィランたちにも変容を齎しているという。

お馴染みのゲーマ御用達プラットフォームSteamでも、新世代コンソール機でも、リリースされるという「ゴッサム・ナイツ」は、こういった革新・伝統を受け継いだうえでの変化を最大の特徴としているようである。何分「バットマン」シリーズがArkham Knightで終焉してから、かなりの年月が経つ。グラフィックスもシステムも、シリーズを踏襲しながらも新しく刷新されるというわけで、苦難の続くオープンワールドゲームというジャンルに、伝統と新風を共に巻き起こしてくれそうな、久々に安心しておっていけるAAAタイトルになることは間違いないだろう(4Gamer.net)。

この度、公式ツイートされた情報によれば、期待される欧米産巨大タイトル「ゴッサム・ナイツ」のリリースは、2022/10/25。バットマンの後継者たち、どう戦い、どう”ポストバットマン”のストーリーを紡ぎ出すか?期待のタイトルに注目だ。

※アイキャッチ画像:Pixabay License: Image from https://pixabay.com/vectors/batman-hero-thief-comics-super-5982258/