というわけです。どっちとも中古だけど、これ二冊で決まりや!
★書誌情報★
『ドット絵職人―すべてのパソコンに入っている「ペイント」ツールでつくる』
出版社:エムディエヌコーポレーション
出版年:2007年
ページ数:155ページ
価格:Amazonマケプレで500円程度
お勧めするのは二冊なんだけど、このうちの俺が好きな一冊目。いろいろと教本みたいなのはあるけど、この一冊はいわゆる実践編という位置づけ。下絵・ドット化・着色・ノウハウ・実例と、かなり詳しく「ペイント」だけで描けるというウリ文句の一冊になっておる。これがすごくいい。
ドット絵はあんまりデッサンとか関係ないっていう見方も多い中、基本の下絵からどう描き込んでいくか、という立場から、しかも容易な標準のソフトだけで描くっていうコンセプトになっているんで、クォーター・半分は教本だけど、もう半分以上は実践・とりあえず描いてみて学ぶということになっている。入門向けにいいと思う。素晴らしいドット絵の実践本です。
ページ数も少なくてマジオヌヌメ。じゃ次イクヨー…
★書誌情報★
『ドット絵プロフェッショナルテクニック ドット打ちからアニメーションまで』
出版社:秀和システム
出版年:2005年
ページ数:234ページ
価格:Amazonマケプレで1500円程度
基礎編を押さえたらば、あとは描きまくるというのが学ぶ上で当然いい線なんだけど、そんななかでさらにステップアップしたいという人にはこの本をオヌヌメする。これはマジで教本。理論の本なんですよ。だからこそ不評の尼レビューもついているという皮肉なんですけど…ドット絵の基礎をさらに勉強したい、陰影うまくつけたい、シャギうまくこなしたい、色彩をよりリアルにしたい、という具体的な個々の事例を踏まえながらも、基礎の理論を絵画の立場からしっかり解説しています。
特に、ドット絵パースの勉強をしたいという人にはマジでお勧めです(人物ドット絵の解説もそれなり豊富だけど、特にパースドットの解説がでかいです)。というか昨今パトロンサイトでも話題になっているパースドット絵を極めるにあたりおそらくは必携の本です。部分的にアニメーションの解説もあるんでそこも役に立つかな。サンプルファイルはあってもなくても、特段問題にはならん。とにかくこの一冊はかなり勉強になります。
というわけで、二冊、オヌヌメしました。