通信制大学・大学院で理系の研究は不可能か? | ゲヲログ2.0

通信制大学・大学院で理系の研究は不可能か?

記事の要約:通信制大学・大学院で理系の研究は不可能との説がある。だが、一概にそう言えるものではない。コンピューターや機械学習ツールを駆使することなどの創意・工夫があれば通信でも理科系に近しい研究は達成可能(シミュレーション研究とかイン・シリコとか最近はいろいろあるため)。いずれにせよ重要なのは自分なりの視点。あとPGはできないよりできたほうがいい。

通信制大学・大学院で理系の研究は不可能か?

んなことありません。まず前提となるのは、院にいけば、研究費は学生が主体となって集めるのが基本ということ。私大ならなおのことです。これは教える側や実務家教員になればなおさらで、科研費は自前で集めなければ研究が成り立ちません。研究環境もすべて自前で集めるのが基本です。だったら、理系でも研究費があまりかからない分野にいく、そういう手もあります。

あたしが前問い合わせた院でも、ロボット工学がご専門の先生がおっしゃられていました。曰く「我々は自営業と同じなんですよ」と。まったくその通りです。あたしのアイデアはロボットの耐久性検査を部品レベルで最適化するために、統計生物学のようなPCDAサイクルを回していく研究をしたいと申し上げたらそのようにご回答してくださった。修士ならばイケイケどんどんですすむ研究内容もありますが、博士しかも機構系となれば専門分野の違うしっかりとした先生もいることをご指摘くださった。先生のご専門は知能のオープンソース化でした。

基本的には放送大学(大学院含む)であってもそうではなくても同じですし、早稲田の人間科学コース(通信)でもおんなじです。フィギュアスケートの羽生選手は早稲田で文理融合型の体育研究をしましたよね。ハンマー投げの室伏選手(中京大学で体育専門の融合型研究をして博士号取得⇒東京医科歯科大学の体育センターのトップ=教授)も同じで、今その妹さんは順天堂で教鞭をとっていると聞いています。研究は自発的にやる必要がある、という点ではおんなじなんです。

他の事例を挙げると、例えば、生物系と一概にいってもバイオインフォマティクスとか研究内容が多彩になっていますし、論文を職場で書ける環境にあれば、チャンスは格段に広がります。確かに「SELEX法とかの専門外の内容をガリガリ使って、RNA創薬したいんです&しかも経験が全くないんです!」ってなると、ホンマ理系の研究室出ないと無理でしょうけど。その場合でも拘束時間がかなり長くなるのは間違いないです。だから、工夫が必要なんすよ。研究を効率よく回すためにコンピューターを使うとか。この分野で一番有名なのがおそらく山中教授だと思われます。

今後、機械学習(AI)と結びついた学問はすべてにつながりますし、ロボット分野に限らん時代が来るでしょう。そういう時代においては、どんな言語であってもいいんですけど、PGはできないよりもできたほうがいい、それだけは確実に言えることです(エクセルでもVBでもPGに近いことができたらそれでいい、できればPythonの簡単な部分とかRが使えればよい、Cでバリバリシミュレーション系のPG組めたらそれがBest)。