エレクトロニックアーツ(EA)傘下となったメタルヘッドソフトウェアの動きは?【続き】 | ゲヲログ2.0

エレクトロニックアーツ(EA)傘下となったメタルヘッドソフトウェアの動きは?【続き】

ハナシの始まり

EAに買収された、「Super Mega Baseball」シリーズで一般的に知られるゲームデヴェロッパMetalhead Softwareが、EAドメインの配下で自身のHPを公開し、明確なポリシーを打ち立てているのや(Metalhead Studio – EA Official Site)。今回は抄訳という形で彼らが何を志、何を作ろうとしているか、そのクリエイティブさを簡単におさらいしてみようちゅ企画じゃ。HPのデザインは従来からのシンプルなMetalheadらしさの感じられる実に簡素なもの。

サイトは、まず、スタジオについて説明が入り、次にキャリア(採用情報)、その次にゲームタイトルの情報が書いてあり、最後にコンタクトすなわち連絡先表示が記載され、非常に簡潔にまとまっている。どうやら彼らは、現在拠点をカナダのビクトリアに置いているらしき。海に近く、素朴な町で最先端のゲーム開発に取り組んでいるというわけやね。かかっているMetalheadのキャリア(求人情報)やゲームタイトルの情報については以前の投稿での解説と重なる情報なので避けて、今回は彼らのスタジオについての部分・すなわちポリシー部分だけに絞って観察してみる…そういうハナシ。

ホンヤーク

OUR CULTURE

Perhaps the biggest factor in your ultimate happiness at work is being surrounded by good people and having solid relationships with your coworkers. We’ve had extremely minimal turnover in our team over our first decade and believe that speaks volumes.

We were once a bootstrapped startup and are still a relatively small team today. It remains important for us to be adaptable as the demands of a project change over time. We want you to do your best work in your chosen discipline but also want to give you opportunities to explore areas outside your specialization.

While we have a number of industry veterans at the studio, a sizeable portion of our team started their game development career at Metalhead; we are very open to great people that haven’t yet had a chance to flex their skills in the game industry. We’re also not all sports fans – a big part of our creative process is channeling ideas from a diverse set of personal interests into our unique flavor of sports video game.

OUR VALUE

Humility: A modesty in our approach helps us be more open-minded about learning, better listeners, and more honest with ourselves on those difficult gut checks.

Smarter not harder: We strive to build big things with small teams. That means being practical, modular, and focused on great tools. It means a collective awareness of ROI and decision-making criteria. Ultimately it means we spend our time on the things that make the biggest difference to our players.

Fun: Our job is to build fun. We believe that the joy that shines through in a finished game is very much a product of the joy that a team experienced building it. Work can’t always be fun but we try to enjoy the journey every chance we get.

テキトー訳:我々のカルチャーについて―おそらく、仕事を通じて最高の幸福を味わうために肝心な最大のポイントは、良き同僚との関係性ではないでしょうか。私たちのスタジオは当初から今に至るまで、かなりコンパクトにまとまっています。時代の経過に適応できるスタジオの在り方を模索し、素晴らしい仕事~専門分野と共に専門外のスペシャリストにもなれる~ことを目指し、スタジオは自社のベテランと共に新人にも門戸を開いています。スポーツゲームを作ってはいますが、スポーツが好きな人々だけが務めているわけではありません。肝心なのは、アイデアのチャンネルを開くことです。それこそがーデジタルゲームーに求められる個性となるのです。

我々のバリューについて―謙虚さ:学び、聞き手となり、よりよく親切になるためには我々自身が謙虚でなければなりません。ハードさよりもスマートさ:小さな開発体制で大きな物事を成し遂げようとしています。そのためには実用的で素晴らしい道具を用いる必要があります。それは、我々自身がROIと意思決定について理解を示すことでもあり、また、究極的にはひとりひとりが創造性光る個性を出し、その個性のために時間を有効に使うことにもなります。楽しみ:我々の仕事は楽しみを作ることです。ゲームによって喜ばれる楽しみとはチームの経験による楽しみと同一です。仕事はいつでも楽しいものではありませんが、そのための旅をできる限り楽しむことを目指します。

About MetalHead Studio – Electronic Artsより引用

(;´・ω・)<誤訳が多いと思いますが、ニュアンスとしてはこんな感じでしょうか。

ケツローン

まとめるとこんな感じである。

・人と人とが良好な関係でなければ、意義のある仕事はできない。

・離職率が低いのは会社がそれを追求した証左である。

・スタジオはコンパクトながら創造性ある大きい仕事を目指している。

・ゲーム産業に関わりの少ない新人にも門戸を開いている。

・専門分野に限らず、新たな視点を持ってほしい。

・謙虚であることが、親切さに繋がる。

・賢いことを求める―そうすればROIと意思決定への理解、果ては創造的個性に繋がる。

・楽しみをチームで追求する―チームの喜びはゲームの喜びである。

まぁ外資系なんだし、けっこう厳しいのが実情だとは思うが…かなり理想的な職場を目指したい、という経営の意向はひしひしと感じた次第。ミッションとバリューとか故ジャック・ウェルチを思い出すところ。EAは北米のメーカだけど、今は地域を超えていろんなことできるから、EAもカナダに拠点を置いて、自由にさせるって感じじゃねえのかな…こういうタイトルはいろいろ数値面での目標もあるんだろうが、フリーダムにこじんまりと開発したほうがいいケースも多いだろうし、MHとしてはそれを目指してるっていう価値観ですね。おそらく、某ドッジボールゲームと同じようにF2Pタイトルにして作ってくると思うよ。そこがMHの本格的な胎動になり、新たなるゲームクリエイションの種と実績になるだろうな。

シリーズ新作、期待して待ってます。

※Source of Photo: Press Kit Super Mega Baseball 3