Steamゲームレビュー「Peglin」~パチンコ/スロットなんてやったこともないパチスロ未経験者がデモ版を頑張ってレビューする | ゲヲログ2.0

Steamゲームレビュー「Peglin」~パチンコ/スロットなんてやったこともないパチスロ未経験者がデモ版を頑張ってレビューする

たしかにゲーム「Peglin」は画期的だ。パチンコ(どちらかというとピンボールのほうが正しい)とローグライトおよび固定的なRPGを融合させた意欲作である。

ゲームの紹介

画面中部~下部に大きく広がるエリアにピンボールエリアが存在する。まず、投擲を行いピンボール部分のタスクをこなすことでこのローグライトRPGは進行する。このピンボールタスクによって決まる攻撃が、オートマチックで上部の地上エリアで行われることになる。上部には右から襲来する敵が並んでいて、ピンボールタスク1ターンごとに1マスづつに動き左の自分(緑色のかわいげのあるキャラクター)に迫ってくる。もちろん、この間の詰め具合が近くなればなるほど、こちら側のHPを削られるリスクが強まってくる。HP残量が0になれば、アンロック要素を除きすべて最初からやり直し。このように見たところ、かなり複雑そうなゲームに見えるかもしれんが、その大局的ゲームデザインと反比例して、システム系はいたってシンプルである。誰もができるピンボールローグライトRPGといったところか。

攻撃の種類は基本的にオーブのような所持アイテムによって決まる。通常石だけのところだが、ピンボール投擲によって特殊なブロック部分を壊すことで、全体攻撃である爆弾を投げられたり、あるいは、解放したオーブによる魔法力の発揮ができたりする。攻撃する敵の指定などが可能なオーブはゲームが進展するに従い得られる。この”オーブ系所持アイテム”のシステムこそ、ピンボールタスクシステムと並んで、本ゲームのもうひとつのカスタムしていく主要素となっているようだ。あと緑色のブロックをピンボールタスク上で壊すことで基本的なピンボール配置は全部修復するようになっている。

ゲームは分岐するステージによって進行し、敵が登場するステージの他、特殊なステージでは上述したアイテムが得られたり(アイテムカスタム)、攻撃強化の恩恵に与ったりすることができる。そうして分岐ステージをすべてこなせば最後のステージにはボスが待ち受けている…というわけだ。ボスは体力が大変でかく設計されていて、打ち砕くにはなるべく攻撃を効率よく叩き込む必要がある。この辺りも絶妙にバランシングされていて、けっこうムズカシイ…

ゲーム性の肝

ゲーム「Peglin」は現段階において結局のところ、ピンボールのうまさが実力だといっても過言ではない。いかにアイテムカスタムに工夫をこらそうが、前進し襲ってくる敵が到来するまでに効率よくピンボールタスクをこなさなければ厳しい「Peglin」の世界では生き残れん。そのパチンコのように設計された運気のありかとRPG系のかわいらしいデザインが融合した、地味なタイトルだ。

なぜ地味と表現したのか?というと、けっこうグラフィックデザインは抑え目でエフェクトがガンガン聞くような、典型的なパチンコ/スロットっぽいものではない。最初にも書いたけど、どっちかっていうとパチンコやパチスロというよりかは伝統的なピンボールと表現したほうが正しいだろう。

個人的評価

まぁおもろいけどピンボールタスクにすべてを委ねすぎている感は否めない。エフェクトも抑えめと書いたが、派手さに欠けるのも事実(反面かわいらしさはすごくある)。スマッシュヒットするには、既に最大限個性的にデザインされている工夫に加え、もうちょっとさらなる工夫が必要かなとも思ったんがあたしの率直な評価だ。

※アイキャッチ画像はBleeding Coolより引用させていただきました。