ウイイレのF2Pタイトルを巡るコナミの『エクストリーム・謝罪』と他社製サッカーゲームの動向 | ゲヲログ2.0

ウイイレのF2Pタイトルを巡るコナミの『エクストリーム・謝罪』と他社製サッカーゲームの動向

あまり海外では報じられていないようだが、それはPESブランドがそもそもグローバルな環境ではアレな評価だからだろうか?どうせ叩かれまくっているだろうな…と考えたけど、そうでもない。ただ一つ言えることとして確かなのは、サッカーファンの心は急速にPES-IPから離れていっていることだろう。

そんな中、早めのタイミングでコナミのこの件にまつわる『エクストリーム・謝罪』を報道している海外ウェブサイトがあった。それをかいつまんで抄訳しご紹介しよう。一体、どーしてこうなった…

グリッチとゲームグラフィックスのバグだらけで、本作がゲームにすらなっていないことをコナミは謝罪している。9/30のことだ。PESはリネームされ「eFootball 2022」というF2Pタイトルになった。だがその出来具合がゲーマの怒りを買い、猛烈な批判を浴びているのだ。ゲーム画像を見ればわかる通り、まるで状況は「ウォーキングデッド」である。コナミはこの件についてこう述べている。

『この度本タイトルには致命的なグラフィックスバグおよびシステム上の不具合が多いことを、本ゲームのプレイヤーから多数フィードバックとしていただいております。この件について当社はそれらの意見を真摯に受けたうえで現状の改善に全力で立ち向かい対応してまいります。』と…

Konami Have Apologised For How Bad The New PES Game Is

ほかBBCなどがリリース前の時期、事前の取材により、PESがなぜリネームしてF2Pになったかといった経緯を説明しているページはあったものの(BBC)、追加の記事はほぼ見ることができない。その興味の範疇は、PESというIPにはもうないようだ。ゲーム業界において、ゲームの初動はその後のユーザ数を確保する上でとても重要なことだ。F2Pタイトルではこれはなおのことであり、初動でどれだけのウケが狙えるかがポイントである。今後、いくら頑張ったところでコナミはこのIPの『死』を避けられるものではないだろう。

問題なのはその点だけではない。EAの稼ぎ頭タイトルである「FIFA 22」が新たに発売され、意外なことにSteamレビュー上でも、そのゲーム性がかなり称賛を浴びているのだ。あたしも素人ながらちょこっとだけプレイしたが、レビュー内容には大概納得がいく。キーとなったのは『ディフェンスシステムの改善』だろう。今作でEAは、FIFA-IPを通じて例年指摘されてきた、ディフェンスAIのポンコツさを大幅に改善し、GKのAIも進化させたらしい。その結果、理不尽な負け方が減った…とする好評レビューが多くついているようである。発売前は新世代ゲーム機版との噛み合い具合がどうなるか不明確であるという不安こそあったものの(AUTOMATON)、今作ガチで”買い”であるとするレビューが多いというわけネ。

無論あたしたち、ゲヲログ執筆陣も『スポーツゲームタイトルはF2Pタイトルにするべき』という持論を何度も何度も提唱したが(ゲヲログ)、どうにも日本のゲーム会社が手掛けるこの手の事案はうまくいかないことが多い。そして新局面としてEAのFIFA-IPに並ぶF2Pタイトルにも”新星”が出てきている。それが、YouTuberたいぽん氏が語る「UFL」である(YouTube)。この「UFL」はP2W、つまり『勝つために課金が必要ではない』ではないF2Pタイトルになる予定で、サッカーの魅力を凝縮したものに仕上がるとYTである同氏も期待をかけているものだ。

いずれにせよ、この流れで行けば、残念なことにもう国産サッカーゲームに期待できるものは何も残らないだろう。これが疑いようのない目のそむけたくなる唯一の真実だ。