アイザック”最後の冒険”、PS5/Swtichで始まる | ゲヲログ2.0

アイザック”最後の冒険”、PS5/Swtichで始まる

「アイザックの冒険」が再開される。
形はDLC、プラットフォームはPS5/Switchで、事実上の大型のエクスパンジョン、
彼による最後の旅だ。

エドモンド・マクミラン(Edmund McMillen)の手によって作られた傑作アクションシューティングゲーム「Binding of Isaac: Rebirth」は、これまで多くのプラットフォームで配信され、それこそゲーム内の主人公アイザックの人生のように、幾多もの困難を乗り越え、インディーゲーム業界のみならずゲームセールスの記録を塗り替えてきた。誰もが作れるような単純な設計思想に基づく基礎的なゲームデザインは、陰鬱で下劣なものも含めて、ゲームヒット作とはなんたるべきか?ということを提起し続けてきた。

今後の予定によればPCで2021/3/31にリリースされたシリーズ完結編ともいえる最後のDLC「The Binding of Isaac: Repentance」がCS機でも2022年春にリリースされるという(4Gamer.net)。このDLCには、本編以上のボリュームの追加コンテンツや新鮮なアイデアの実装が存在することを、本家Nicalisがアピールしているようである。それもそのはず、doopeが伝えるようにその巨大さは特筆すべきものがある。記事によれば本DLCのコンテンツの豊富さは文字通り”膨大”だ。

“The Binding of Isaac: Repentance”は、大規模ファンメイドMOD“Antibirth”の膨大な新要素とその他多数の新コンテンツを導入し、シリーズのカノンとする大規模な有料DLCで、数百種に及ぶ新機能やQoL改善、130種を超える新アイテム、新チャプターと新たな最終ボス、エンディングを含む代替パス、100種を超える追加の的、25種以上のボス、プレイアブルキャラクター2種、5種の新チャレンジ、100種を超える実績、5,000種を超える新規の部屋デザインといった要素を特色としており、Edmund McMillen氏によると、ほぼ続編に近い500時間規模のゲームプレイを導入するとのこと。

Rebirthの最終DLCとなる「The Binding of Isaac: Repentance」の発売が12月末に決定、Edmund McMillen氏が最新の進捗を報告 « doope! 国内外のゲーム情報サイトより引用

確かにこのゲームが傑作であり、下劣なネタも含め、多くのゲームデヴェロッパの教科書的存在になっているのは事実だ。今回のDLCが 「Binding of Isaac: Rebirth」 最終章ととうとう相なるようだが、本作の”革命的だった”基礎的なエンジンの組み換えにとどまってしまう印象を受けるのもまた事実。それこそが新DLCも含めた本シリーズが『難易度高騰だのみのクソゲー兼神ゲー』と称賛されるゆえなのだ。

確かにアイザックはゲーム界に、ショックを、斬新さを提供してきた。それは素直に認める。だが、パブリッシャであるNicalis謹製のゲームとして大ヒットしたのはこのゲームおよびそのDLCが大半を占めている。マクミランとしてはオフラインカードゲーム版「The Binding of Isaac: Four Souls」などに気を転じて制作活動を続けているようだ(GameSpark)。

だが、もともとNicalisのゲームには、ヒットとは無縁なものの、可能性は無限大なものも多い。これは彼らのHPを見れば一目瞭然だ(Nicalis)。だからこそだが…Nicalisおよびマクミランは、力合わせデジタルの波に乗って、新規IPをぜひ作ってほしいと思う(たしかに「The End Is Nigh」は優れたゲームでありそのレビューも上々だが決してメジャーになっているとはいえないだろう)。

事実、「Tabletop Simulator」のサブスクライブコンテンツとして、マクミランの上記アイザックがらみの上述のオフラインボードゲームはオンラインゲームとして実装されている(Steam)。まず、マクミランはポスト・アイザックの流れの中、このオフラインカードゲームのデジタル版に本格的に着手してはどうかと俺は思う。マクミランに求められるのは、相も変わらず傑作 「Binding of Isaac: Rebirth」 に続くゲーム界の革命となる新星に外ならんのだ!

※アイキャッチ画像はIGNより引用させていただきました。