傑作「Enter the Gungeon」の後を継ぐもの ~DodgeRollGames? Vlambeer?~ | ゲヲログ2.0

傑作「Enter the Gungeon」の後を継ぐもの ~DodgeRollGames? Vlambeer?~

傑作ローグライトシューティングの巨頭を二つ挙げろ、と言われれば、そこそこのSteamerは迷うことなく次の二作を挙げるだろう。当然「Enter the Gungeon」「Nuclear Throne」の双傑だ。

前者は、DodgeRollGamesが開発した、言うに及ばない2D見下ろし方ローグライトACTSTGの巨星である。”良いデザイン”で描かれた個性的なキャラクターたちがところせましと銃撃戦を繰り広げる爽快な作品でありながら、それでいて絶妙なバランスと難易度、さらには、やりこみ要素を並立させた完成されたゲームだ。ただ、後発の「Exit the Gungeon」がこけちゃっている。どうにもこのdevにはしばらく”休肝日”が必要な気がしているのはあたしだけではないだろう。ゲーム専用の筐体を最近は開発しているなど、Steamerとのゲームへの認識に若干ズレが生じているか?

ある程度”調味料”が効いているとはいえ、「Enter the Gungeon」の続編の位置づけだった「Exit the Gungeon」がかなり不評を買ったのは意外だった。言わずもがな、あたしも今作に大きな期待を寄せていながら、実際長くプレイが続かなかったタイトル。もうちょっと工夫や配慮があれば神ゲーになるポテンシャルはあったと今でも思うもったいない一作…
※Source of Photo: Steam

もうひとつ、Vlambeerが手掛けた「Nuclear Throne」のほうはどうだろうか?これも「Enter the Gungeon」と同様、『圧倒的に好評』のユーザレビューをSteamで獲得している稀有な作品である。あれよりかは避けとショットに特化していて、キャラデザの主体が宇宙人風になっているというゲーム。「Enter the Gungeon」よりも単純ながら、その分、カジュアル路線で良い味を出しているという評判が高い一作だ。こちらのdevはDodgeRollGamesよりもよりインディー系開発会社の立場を崩しておらず、また新しい作風のゲームの作りこみにも成功しているといえる。Jan Willem Nijman氏とRami Ismail氏による共作で知られる、知る人ぞ知る有名なオランダ発インディーゲームデヴェロッパ―。こちらはインディースタジオらしく新作の開発に旺盛であるため、今回はこちらのほうをピックアップしてみよう。

ネガティブな作品から話をするのは嫌なんだが、たしかに彼らの手掛けた作品すべてが傑作なわけではない。例えば、シリーズのスピンオフとして開発された「Serious Sam: The Random Encounter」はあまりいい評価を得られなかった。だが、「Super Crate Box」といったピクセル基調の良ゲーに始まり、品質の高い横視点慣性STG「LUFTRAUSERS」もきっちり勘所を押さえた良いゲームだ。デザインもシンプルだし、盛りすぎていないいかにもインディーらしいゲームに仕上がっている。システムも理解しやすく難易度設定やUI設計も適切。最近になってからは、FPS「GUN GODZ」というものもリリースしている。こちらもかなり良作FPSで”Doom meets Pixcel Design”というようなゲームに仕上がっている。音響はどの作品においてもコンポーザが相当有能なため、かなり素晴らしい出来…

また、見下ろし型異種ジャンルSTG「ULTRABUGS」というゲームも開発が進んでいる。ファストペースなハイスコア競技型のゲームということで、彼らなりに新しい作風のゲームを手繰っているようである。増殖するスワームたちを倒しながら、アンロック要素をうめていくというゲームらしいが、プレイ動画すらまだあまり陽の目を見ないタイトル(トレイラーこそあったが…)。そこそこ知名度のあるdevなのに、Steamでもあまり話題になっていないような…タグすらあまりついていないゲーム。だが、あたしはこちらのワンタイトルには強く期待している。

コアなSteamerならば期待しておきたい、Vlambeerの新作である「ULTRABUGS」。ハイスピードSTGとアンロック要素を織り交ぜたスコアアタック風のゲームになるという事で、傑作「Nuclear Throne」の”後塵”にはならない、チャレンジブルな新作フィールドSTGになるという。インディーゲームファンとしてこのリリースには期待しておきたいところなんでないか。
※Source of Photo: Steam

こうしてみてみると、「Enter the Gungeon」の純系列のゲームの方はかなーり状況が塞がっているように見える。そういうことで、むしろ、あたしなんかが期待しているのは後者のdev、やはりVlambeerのほうなんである。

※Source of Photo: Vlambeer