一騎当千方式STG(シューティングゲーム)とはなにか? | ゲヲログ2.0

一騎当千方式STG(シューティングゲーム)とはなにか?

明治大学で専任教授を務める福地健太郎氏(明治大学)が2018年のツイートで同じ疑問を呈している。お題:『一騎当千方式STG(シューティングゲーム)とはなにか?』

結論から言うと、日本語ソースにも英語ソースにも明確な解説はないといっていい。つまり、日本語版Wikipediaにも英語版Wikipediaにですら明確な解説はない。一つ言えることがあるとすれば、これは画面上で自機を自由に操作出来て、ステージにいっぱい敵が出てくるものを撃ち落としていく…というSTGをおおまかな割り当てで表現したサブジャンルのことらしい。

さらにもう一ついえることがあるとすれば、これ(一騎当千方式STG)を英語圏ではShoot ’em upと呼ぶ、ということはどうやら事実なようである。(もし仮にこの語が正しく”一騎当千方式”という意味に正確かつしっかりと対応するのであれば…という条件付きだが)このジャンルのゲームを解説するにあたり英語版Wikipediaの同文記事から文章を引用した上で抄訳させていただく。

Shoot ’em ups (also known as shmups or STGs) are a sub-genre of shooter video games, which are in turn a sub-genre of action video games. There is no consensus as to which design elements compose a shoot ’em up; some restrict the definition to games featuring spacecraft and certain types of character movement, while others allow a broader definition including characters on foot and a variety of perspectives.

The genre’s roots can be traced back to earlier shooting games, including target shooting electro-mechanical games of the mid-20th-century and the early mainframe game Spacewar! (1962). The shoot ’em up genre was established by the hit arcade game Space Invaders, which popularised and set the general template for the genre in 1978, and spawned many clones. The genre was then further developed by arcade hits such as Asteroids and Galaxian in 1979. Shoot ’em ups were popular throughout the 1980s to early 1990s, diversifying into a variety of subgenres such as scrolling shooters, run-and-gun games and rail shooters. In the mid-1990s, shoot ’em ups became a niche genre based on design conventions established in the 1980s, and increasingly catered to specialist enthusiasts, particularly in Japan.

(抄訳)

一騎当千方式シューティングというジャンルのゲームっつのはな~、ひとつのSTGジャンルの形なんであ~る。でもな、明確な定義ってのはないんだな…限定的な定義があるとすればっちな、動くキャラクターを制御するSTGゲームを言うんだっち。んでもってこれが一騎当千方式だッ!っていう定義はできんのじゃ。つか、そういうコンセンサスってないのよ。

このジャンルのゲームってのは、20世紀半ば、1962年の「Spacewar!」までさかのぼる。インベーダーゲームってあるじゃん。あの登場からだいたい形が定まってきたものなんべ。その後、1979年にはアタリの「Asteroids」やナムコの「Galaxian」に受け継がれ、1990年にかけて流行した形のゲームだなー。1990年代半ばでニッチなものになっていき、日本で主となって流行る、熱狂的なファンをメインに抱えるゲームジャンルになってしまったのである。

Wikipediaより

同ページには”定義”だとか”共通の要素”だとかさらに詳しく書かれているけど、明確な定義ってのはないつって良い。例えば、縦か横視点のSTGで、かつスクロールしてレベルデザインの中でボスを倒してステージを進めていくもの、だとか、強化アイテムが登場するとか被弾すると破壊される、だとか…いろいろとあるけれども、各論者によって定義が異なるのが現実のようである。

特殊なシューターとして分類されるレールシューターなども含まれるとの見方もある。ケイブシューに代表されるように東方シリーズへとその脈絡は受け継がれ今に至ってるってだけのこと。これが結論(らしきもの)だ。