暗記教育の何が問題か? | ゲヲログ2.0

暗記教育の何が問題か?

あたしはこれ大問題だと思うわけよ。暗記に頼ってると、特に理系の大学入ったときに絶対苦労するって。

というのも大学や大学院のテキストや問題集って演習問題の解説って書いてないんですよ。あれは自分の頭で解法を考えて、自力で解くっていうことが求められる。(灘高などの超高校級の高校カリキュラムは別問題としても)高校レベルの問題にある程度精通してるぐらいでは通用しないんです。例えば、微積の教科書の問題演習に解法なんてものは書いてない。自分で考えることをせずにレポートの借用とか先輩の集めた過去問題とかに頼っているだけでは大学に通っている意味はない。例えば、熱力でいえばカルノーサイクル図描けっていわれて本質的に理解してないと書けないでしょ?いくつかのパターンがゆらぎのように表現できる問題なわけで…あるいは量子井戸モデルでシュレディンガー方程式使ったモデル問題なんかに通用するわけないっしょ?高校クラスの暗記知識で。

経験則でもこれはあたしの中で立証されています。学部純血の教授が言ってたんですけど「私だけかなーって思ってたんだけど、どの高度な大学の先生でも皆同じようですね」っておっしゃっていました。曰く「問題は自力で頭で考えて問いて欲しいんです!」って。これは東大や京大クラスの出身の先生でも同じとのことでした。思えば、超天才はそういう面センスで解いちゃうんだろうけど、そうじゃない人のほうがどのレベルの大学においても多いわけで…ということで、小学校中学校高等学校と問題集や参考書の暗記ばかりに頼っていると、大学に入ってから、大学数学や大学微積の応用基礎科目でそうっとう苦労するはずです。当然この類の話は工学から理学までなんでも必修必修が続きますから、暗記中心の勉強法に頼っていて、本質的に自力の頭で考える集中力が養われないとなると、大学入ってから苦労すると思います。

特にエスカレーター組などはそうでした。コースが約束されているがゆえ、安心して勉強してしまう。そのために学部に入ってから苦労するという理工学部生は多いようにあたしは感じています(特に有名私立校などが典型例)。