学士号の学位しか持たない教員の何が問題なのか?-大学院修了レベル教員の不在- | ゲヲログ2.0

学士号の学位しか持たない教員の何が問題なのか?-大学院修了レベル教員の不在-

ファメやあたしの事例で考えてみる。

日本の高等学校では基本的に進路指導は適当になってるというのが現状。あたしの通っていた高等学校では、ファメも言う通りけっこう異常な面も多くあった。まず第一に、

・生徒本位と見繕って三者面談の形でなぁなぁで進路を決めてしまうこと

これは大きい問題。例えば、女学生だとだいたい理系の選択科目は生物を取る。なきにしろ文系が多い。これでは女性の社会参画という問題になって当然。生物科目は物理科目(特に機電系)と違って就職が悪いのは当たり前のこと。物理を取らない女学生が多いことの根本的問題はこういうキャリアロードの見据え方に問題があるから。興味本位で進路や進学先、はたまた専攻を決めてしまうことに問題がある。これには解決策もある。

例えば、大学や大学院授業クラスの内容を本格的に高校で取り入れてテストすることだとか、キャリア選択のプロの講義を高校レベルで導入する。そうすれば就職時の人材のミスマッチは減るし、女性の社会進出も進む。就職を優先するならばとるべき学位は工学・理学であること、そっちのほうが就職時有利であることも事実。これをしっかり伝えるべき。んで、第二に、

・生徒の進路指導の方法自体に問題があること

これも問題。例えば、あたしの高校(県内の公立三家)では、担当教員が生徒の親兄弟の学歴を組織的にヒアリングしていたという問題がある。これは大問題。明らかに個人情報を掘り出してるし、なにより、学生をひとりの自立した人格として取り扱っていない。本来進路というものや学歴・学位というものは、本格的なサポートのもと生徒がよく熟考して、後々ミスマッチも起こらないように、最終的には自分で決めることが求められる。そこに親兄弟の学位学歴を学校側が組織的に聞くことを挟んじゃうのは大問題。聞くべきことは聞くべきじゃないわけ。

これらの進路指導の問題ってのは、教員側が低い学位・学歴(学士号のみ)しか持たないちゅー教育学部の伝統的な悪いところがあるからそうなっている。いわば彼らは教育のプロではないわけよ。そういう人が教壇に上がっちゃうのがダメ。工学・化学・理学・生物系でも教員の養成システムはかなり杜撰で適当な指導方法しかできない結果になってる。指導の授業枠があって、それに従ってロールプレイするだけで、あとは教員の研修に学部・学生時代にOJTの形でやってしまうことだけで教員資格が取れるのがやばい状況を招くのは当たり前のこと。

(フィンランドが教育先進国だからといって、あの国の学校内で学生間のいじめがないとかそういうことはありえないけど…)フィンランドでは教員の多くに大学院で修士号・博士号をとれっていう方針でやっている。だから教育レベルは高くて、学生基礎学力ランクでは上位に入ってる。教育のプロにしか教育現場は任せられない。ということで、学部卒業のみで学士号の学位しか持たない教員が教壇に適当に上がっている現状は大問題。教員になるための過程で、文理に関わらず指導論のメソッドをしっかり得ることを義務付ける・学問論理の上で修めた教育関係の修士号取得を義務付けるなどの対策は絶対に必要。それは日本でも。