Netflix独占配信CGIムービ「バイオハザード:インフィニットダークネス」レビューその2(ネタバレ有) | ゲヲログ2.0

Netflix独占配信CGIムービ「バイオハザード:インフィニットダークネス」レビューその2(ネタバレ有)

記事の要約:見た後バイオ的充実感ある、コンパクトにまとまった秀作

その2です(ネタバレ有)。物語の核心はこの後半部分に詰まっています。

結果から言って、軍関係者は国防大臣ウィルソンに利用されているだけで、本質的には悪くない…という描き方です。ジェイソンは別のかたちでウィルスの存在・共和国事件の真相を明らかにしようとしているだけで、シェンメイもそれに従いながら行動していた一般の特殊部隊員でした。後々、シェンメイはレオンと行動を共にします。

ウィルソンの企みとは、製薬企業を使った金儲けと自分のやりたい形の世界の在り方の実現でした。ジェイソンはそれに従ってきましたが、内心ウィルソンの企みが悪いことに気づいており、数年間は従ってはいたのでしたが、自分がBOWになった形を世間に晒すことで問題を解決しようとします(どうやらその機会を伺っていたようです)。それではだめだということでレオンとクレアの出番です。ウィルソンの企みを挫くため、『ジェイソンの考え方では世界を本当に救うことができない』という別の考え方のもと、ウィルソンの失脚とジェイソンの静止を目的に戦います。

結論から言ってしまうと、軍所属のひとたちはみな自殺するか、ウィルソンの企みのもとに建造された施設でBOW化に利用されているだけで、物語の終幕ではみな死んでしまう…という悲惨なプロットです。生き残るのはレオンとクレア、およびウィルソンですね。特にウィルソンはどうなるのかというと、最後にウィルス抑制剤を”ある企業”から受け取り、まだ生きている、それをレオンがどのように止めに入るか?というところで終幕。『ホラーは完結させてはいけない』

全体的に言って、これはレオンの物語ということは意識させられました。レオンが主人公でいいでしょう。クレアはサブ主人公の位置づけですね。んで、大統領も利用されているだけでした。この国の在り方と未来をいい方向へ形づけたという、正義の勝利といった感じで幕を閉じます。そういう意味ではあくまでも、バイオシリーズの陰謀の一遍だけを描いたものです。やはりNetflixらしく暇な時に見れる、ミニムービといった感じですね。どっちかというとみたかたはみなそう思うでしょうけれども、コンパクトにまとまっています。

良くできてるね。そう純粋に思えるオリジナル+ミニムービだったと思います。好評なのも納得。こういう小柄なコンテンツでガンガン時間を使えるのはすごくいいことだとも思いました(これがネトフリの方針なんだろうね)。続編というか第三のサブストーリーをさらに作ってほしいところですが、これ以上のものを映像化作品で作り上げるのは難しいかなぁ…

<了>

※Source of Photo: トムス・エンタテインメント