【期待できるゲーム特集】「Kingdom Gun」デモ版配布中 | ゲヲログ2.0

【期待できるゲーム特集】「Kingdom Gun」デモ版配布中

今日、Nextイベントで配布中の本作のデモ版をやってみて驚いた。これは佳作級の面白さだ。

騎士風の面表をした主人公を操り、100を超す武器を収集・選択しながらアーティファクトとワープ遺跡を駆使して進行するローグライトRPGというありがちなシステムのゲーム。ステージごとに道中の敵とそこに割り振られたボスとを倒す(正確に言えば、ボスを出現させるためのアーティファクトが必要になりそのアーティファクトを取ったのち、ボス倒した後でステージ上に存在するワープ遺跡を使用するということになる)と次なるステージに移る…そんな単純そうなローグライトだが、遠隔武器と魔法能力との兼合いやドッジスキルと足止め小道具の実装など随所に工夫が凝らされている。HPを捧げると特殊な能力が得られ戦局を有利に進められるギブアンドテイクのパークアイテムもある。ACTRPGの普通な点と工夫した点が上手い具合にゲームの表情を表現していて、プレイすればわかる通り”よくできている”。でも、本当に重要な問題提起となっているのはこのゲームがかの傑作「テラリア」を彷彿とさせるゲームであることかもしれない。

まぁ、道中の横ステージには建設要素はまったくない。『建設要素なくしてどこがテラリアlikeなん?』って思うだろうけどボス戦がそれにあたると俺は感じた。これ、道中のステージそのものがボス戦の足場土台になるため、自由にステージ内を動き回りながら強敵であるボスと戦うことになるわけだ。つまりボス戦についていえば、クラフト要素をなくした「テラリア」のようなものであり正確には言えばいわば「Risk of Rain」初作を思い起こすものにもなっている。そういった”いいとこどり”で”巧妙に作られた”ローグライトゲームになっている。なんといっても、グラフィックデザイン・躍動感のあるキャラクターデザインがゲームの持つシステムと実にマッチしていて、既存のローグライトの要素をうまく継承したうえ、その上オリジナルさもある印象を受けた。

たしかに粗がないわけではない。特定の武器のインフレ具合が強すぎたり実装予定のステージが5ぐらい(Discordの情報)だったりちょっと寂しい気もする。まだまだ全体的なバランス調整も足りないし改善する必要はある。やり方次第では傑作級のローグライトになるだけにバッカーが最低限しか集まらなかったのは残念なところだ。惜しいよね、本当に。こういう『佳作が傑作になるポテンシャルのあるゲーム』にバッカーが多々集まってほしいし、かの傑作ローグライトの先輩格である「Binding of the Isaac」のような継続的なアプデ・長期サポートを本来実現すべき秀作だと俺は思った。