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戦車に恋するシミュレーション

戦車に恋するシミュレーション

「Steel Gear Stalingrad」はタンクシミュゲーの救世主となるか?来月なったらコイツとディアブロ2reを買おうという魂胆…しかし早期アクセスでかつそのリリース予定が2023年(!)と先を越しすぎているのは気になってしまうのが正直なところだろう。

Steamでも戦車ものが多く出現してきてかなり活況を呈してきている。やはり筆頭は「World of Tanks」およびそのライト版の”Blitz”だが、それ以外でもそれなり多く見受けられる、ゲーム界隈では結構普遍的なゲームジャンルだ。だが、シンプルゆえにそのゲーム性を構築するのはひっっじょう〜うに難しいのではないだろうか?あたしは、個人的にはそのように思っている。

広く求めれば、それらは「Company of Heroes」や悪名高き(w)時間溶解ゲーム”HoI”にまでぶっ飛ぶのかもしれんが、ダイレクトコントロールって意味では、「Steel Fury」とか「Steel Gear」とかに収まってくるってとこが現状だろう。では、なぜ、タンクシミュはゲーム性として実現困難なのだろうか?それは戦車の構造的問題、およびその周辺技術にあると思う。思えば、これは潜水艦シミュでもほぼほぼ”中身”は同じ。ついでに言っておくと、近年ようやっと別ゲーが出てきたとはいえ、「Silent Hunter Ⅲ」がいまだ最強の潜水艦シミュであるとも言える面に事情は近しい。ちょっと話ずれるやけん、軍事ものとして類似点は多いが、戦車ものに絞って考えてみよう。

原因として考えらえるのは、戦車という”箱もの”はかな〜り複雑な機構を持つものである、ということだ。まず、何より機種が多すぎるという点は筆頭に挙げられるだろう。しかも、その種々で、車体形状にはじまり、無限軌道、弾薬庫・操縦室・主砲〜副砲〜機関銃・換気装置と機械系装置はなんでもござれと来たもんだ。採用される機械的機構も多彩すぎて、戦闘機はなおのこと比較武装が潜水艦であったとしてもそれらを凌駕するほど、所有国ごと車種ごとに個性が出るので、現実味とゲーム性(やってて楽しいゲームってことね☆)の両立が極めてシビア〜な勘所を押さえないといけんってとこやろうな…あと、最近は電子機器搭載の管制システムによって、内部から戦車を高度に操作するちゅう、いわば”厳しい付加価値”が要求されるっていう面もあるやもしれない。

つまるところ、軍事もののシミュレーターゲームはなんでも、リアリティや実在の設定、それとゲーム性との両立とが極めて難しいのだ。例えば、リアリティを追求しすぎても、軍事ものとして取扱が難しいタイトルになるだろうし(実際そういうゲームも多くある〜「Arma 3」「Combat Mission Shock Force 2」などなど…)、ゲーム性を追及しすぎてもある種のガルパン戦ヴァル系になっちゃう。だから実現性と制作性のバランスを取るのが、むっずかしいジャンルなのだ。

その点、流石に”WoT”シリーズは、まぁ…クリアしてきたとも言える。ある程度、軍事史に詳しい人も楽しめるし、エンターテインメント性も兼ね備えている。大会で賞金稼ぐ、セミプロみたいな人までいる。車種や搭載兵器はアップグレードというシステムで戦車のもつ多彩さを見事に表現し切ったと言える。だが、このゲーム、プレイしてみればわかるが、いささか、リアリティを軽視しているという点が不満に上がるのも事実だろう。このぐらい高いレベルのPGや企画力でもってしても、ゲームとしてのバランスのある実装は難しいのだ。おそらく”WoT”がSteam再配信に伴って、初期レベルからやり直し!を求められるちゅうのも何かエゴや利益性をデヴェロッパ・パブリッシングともに、追及している節がある。それゆえ、”WoT”は不幸なほどのシステム的不評を買ってしまいかねない勇足である可能性は否定できん…

シンプルさを追及した新しいアイデアもあることにはある。国内では、斬新なゲーム構築で知られる、nine-twoの作ったタンクゲームがそれだ。これは、まさに設計思想としては、『逆転の発想』とも言える転換点になっと、複雑さは極力抑えた上で、シューティング性に重きを置いた点で賞賛されるべきゲームだとあたし思うやき。工夫したのは、風向の概念をうまく取り入れた点だけだが…それでも単純ながら奥深いゲームになっている。思うに、改善すれば、Steam配信しても、十分セールスも見込め、かなり良い評判を呼ぶぐらいの完成度は出ると思っているんで、どうかこういったタイトルが日の丸ゲームメーカから多く出てくること、あたしは勝手に望んでおるわけよwww

このゲーム一作を見ていても、国内のゲーム開発者にはゲームのシード(種)は多くある。あとは実行力だけなのだろうか?子供心にワクワクしたタンクゲーを見るたび、いささか、そのような哀愁感を覚えるあたしガイルなんである…