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乱立する『農業シミュレーション』ゲーム

乱立する『農業シミュレーション』ゲーム

ことの発端はファメも伝えるように「Stardew Valley」のリリースだった。有名大学を出ながら、リーマンショックで職を得られなかったエリックさん、彼が一日10時間働き、ゲームを作り続けた結果、猿Pに目を付けられ、本リリースに至った傑作…

「牧場物語」の欧米版が作れないか?そういうアプローチだったらしい。結果、セールス的に大成功、新規となるIT製品を創出することができ、彼の努力はゲームソフトウェアとして実った。だが、その成功はすぐに模倣を生むことになる。なにもこれは中国のディズニーランドに限った話ではなく、”模倣のビジネス”という概念はアメリカにも日本にもある。FPSにもインスパイアタイトルや精神的後継作といったようなニュアンスで売り出すゲームソフトは多い。だからといってオリジナリティに欠けるわけでもない。例えば、「天穂のサクナヒメ」のようにACTRPGとの兼合いに発展することもある。だが、そのうちのほとんどは労力に反して成功作とはなりえない気がする。

例えば、他のゲームタイトルを見てみても、大元になった「牧場物語」(Steam版)とそのインスパイア作で有名なこの「Stardew Valley」以外で”圧倒的に好評”を得ている同種の作はあまり見たことがない。微妙な差異だが…実際プレイしてみると、異種混合性どころか、あまりに同種すぎるゲームが多い。例えば、「My Time At Portia」「Farm Together」などは単に3Dに置き換えたようなゲームプレイ感覚を覚えた…というレビューアーが多いし、金策がすべてのゲームになってしまっているという批判も、このジャンルの評価としてままある。イノベーティブな面がやはり止まってる感は正直ある。「Farm’s Dynasty」を見てみても「Farmer’s Life」などを見てみても同じように感じる。「Coral Island」「Ooblets」なども同じだ。『農場シミュ』というジャンルもかなり開拓されつつあり、新機軸を打ち出しにくくなっているのだろうか…

もちろん工夫しているゲームがないわけではない。「Forager」「Travellers Rest」などほかのシミュレーションRPGな要素を混ぜたものもある。宇宙シミュレーションとミクスチャした「One Lonely Outpost」まである。特に最後のタイトルには期待がかかるが、完全にオリジナルな魅力を持っているタイトルは早、あまりないと思う。

本質的な問題は模倣を目的としたわけではなくとも、”農業シミュ”というこのジャンルにあまりにタイトルが乱立しすぎている点だろう。全般的に言って、コンセプトに同じものを置いている限りセールスは伸び悩むのではないか?というのがあたしなりの感想だ。