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2019年のアクティビジョン・ブリザードによるレイオフは「意味がある」

2019年のアクティビジョン・ブリザードによるレイオフは「意味がある」

去年、アクティビジョン・ブリザードのレイオフに関して発表があった際、多くのファンがこの会社に関して落胆せざるを得ない状況に陥った。たしかに、この会社には、長引くオーバーウォッチやCoDの不振、はたまたディアブロのスマホ対応版の発表など、懸念要素が大きく存在し、従来からの熱心なファンが落胆する理由が十分あった。ゲーム帝国として知られる、ブリザードの伝統が失われ、いまいち存在感を近年は示せずにいるのが現状だ。確かにアクティビジョン・ブリザードはやり口が狡猾になり、ビッグタイトルが裏目に出たり、冒険しすぎている面は認めざるをえないが、それとは関係なく、間違いなくこのレイオフは妥当だ。これにはいくつかの理由がある。

・レイオフ(リストラ)は比較的事業が好調なときにするものである
・景気がリセッションになってからレイオフしているようだとタイミングが遅い
・『企業再生とは、事業規模を縮小しキャッシュフローを改善するタイミングの問題』(宋文洲曰く)
・欧米ではレイオフをあまり恐れない風土がある(人材流動化)
・よーするに、再就職先が見つかりやすい雇用環境のこと

この流れで見ていけばわかるが、レイオフは景気が好調な時にするものである。つまり、リセッションに急激に対応することはいかなる企業も難しい(むしろ大企業であればあるほど、意思決定とその派生に時間がかかるのでよく当てはまっている)。経済のリセッションが始まる段階でレイオフしていると、キャッシュフローをよくするための事業規模縮小に、素早くたどり着かない。宋文洲はこのように言う…『多くの企業は事業規模を縮小・キャッシュフローをよくするタイミングを失って倒産するのだ』と。好景気のときにこそこのタイミングを逸してはならない。すなわち、レイオフ(リストラ)とは好景気のときにするものなんである。

一方、その裏では人材の流動化という概念がしっかり欧米では定着しているので、新卒一括採用と色彩を異にする雇用システムがあちらにはある。解雇されても、再就職先において、当人のスキル次第で適切に評価されるわけだ。だから転職が多い。リストラ・リセッション・再就職…この流れの設計システムを政府がしっかりと欧米各国では作っている。たしかに、ゴーンのやったことは紛れもなく悪いことだろうが、経営に携わり、日産の企業価値を高めるために彼がしたことを考えてみてほしい。ゴーンを擁護するわけではないが、日産は事業規模を縮小&キャッシュフローをよくすることで助かった。また、一度解雇した技術者は積極的に再登用した。これは、スナールだって同じだ。コストカッティングこそが唯一の経営再生策の道筋だからなのだ。

私も高校時代に教員とよく話をしたが、彼らは大嘘をついている。大きな会社に入ってもそこで終わりではない。順当に出世していかねば、レイオフ=リストラにあうのだ。これはIBMやSONYでも同じだ(左遷するための部署がしっかりあるのは有名)。だからこそ、日本でも人材流動化を実現するべきだ。新卒一括採用をやめて、人材の制約を緩める(規制緩和)。根本の人材システムを考慮すれば、この問題は解決する。かつて「みんなの党」が言ったように、日本をもう一度輝かせる経済大国にするために、選択する道は一つしかない。いらない部分は大胆に切りすてて、いる部分だけ取り入れる。代謝のある社会制度を作り、”経済の潤滑”をしっかり果たしていく以外に道はない。