追悼「約束」―千早の涙 | ゲヲログ2.0

追悼「約束」―千早の涙



あなたを失って心から悲しんで
あなたをはじめて人として失ったことを悲しんで
心からそれを思いひきつなぐ糸があるということを学んだ
人が生きるということがいかに残酷で
苦しくて醜くてそれでもなお美しいことを学んだ
明日の見えない今日だからこそ
いつでも一生懸命に生きようと君に教えてもらった

未来は見えないからこそ
希望の灯火が消ええないことを学んだ
だからもう泣かないと涙を流しながらそう思う
あなたを失ったことで学んだことがたくさんあるから

今日私が生きることで人は
無限の未来と無限の過去とつながり
刻(とき)の流れとして
あなたを見送ったその姿はきっと今

私の道しるべになってくれると思う

千早の回は演出ともに素晴らしかったですね。アニメ史に残る傑作だと思います…。

それで今即興で詩を書いてみましたが。この音楽の合唱も素晴らしい。人間が生きるということはそれだけでどれほど酷でつらいことか、それでも一周してみて回ってみると、世界が変わって見える。押井の言うように、「人生はつらいもの」です。「小学生にとってもサラリーマンにとっても」ですね。ですが、それゆえの人生と今いる世界の美しさに涙できれば、人間の映える世界が違って見えるのだと思います。

9thも素晴らしかった、今ならきっと、素直に評価できます…。