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「ハック&スラッシュ」の憂鬱

「ハック&スラッシュ」の憂鬱

Grim Dawn: Forgotten Gods Trailer
『ゲームジャンルの興亡淘汰もまた時代の要請なのかもしれない…』
アイキャッチ画像:Diablo (video game) – Wikipediaより引用

ゲーム業界でいわゆる「ハクスラもの」が危機に瀕している。

この分野のゲームで注目作、そして打開作と、望みを託された「Torchlight」シリーズの最新作「Torchlight Ⅲ」のSteamページでは、このゲームが伝統的なハック&スラッシュに沿っていないゲームだ、として批判となるレビューが多くついている。酷評するレビューの様子をまとめると大体この通りになっている。

・伝統的なシリーズの特徴に沿わずカジュアルすぎるものになっている

・ハック&スラッシュ特有の爽快感が減っている

・グラフィックもモーションも前作よりも劣化している

・ゲームプレイがマルチ前提であった&パッチ適用がダメな傾向にある

もちろん、これらの欠点をもとにパッチ適用をしていく予定で、その過程においてアーリーアクセスを脱出するのだそうだが、皆が知っているように、EAというものはそれほど甘くない。度重なるアップデートの結果、レビューが劇的に改善してヒット作となるものはほとんどない。ファメも特定のタイトルの事例を挙げ間接的にゲヲログで伝えるように、ゲームをはじめコンテンツ産業というものは第一印象が重要であることは疑いようがないのだ。ではほかの伝統作はどうだろうか?

この分野で、世界で最も成功した「ハクスラの最高傑作」との栄誉を与えられている「Diablo」シリーズの事例を見てみよう。近作のスマートフォン版「ディアブロイモータル」はシリーズの伝統を無視し、明らかに迷走している具合が、案の定酷評されている。リリース前の段階でこのレビュー/印象である。本来はスマートフォン向けにリリースするものではなく、PCベースのコアなゲームを目指すはずなのに、トレイラーには”そうでない&わかってない”と批判するコメント/不評評価があふれているのが現状だ。頼りのその正統後継作「Diablo Ⅳ」これにはBlizzardの地力が試されるだろうが、オープンワールドシステムを採用するなどまだまだ懸念すべき点が多い。Blizzardの「Diablo Ⅱ」の開発者もこの様子を会社が「ゲーマーの観点に立っていない」と悲観的にみているとする報道もあるあたしも以前の記事にてこの様子を伝えた

いわゆる「ハクスラもの」で通用しているのは古参すぎるもうひとつのゲーム「Titan Quest」IPとその独立的継承作である「Grim Dawn」以外”ない”。これらは評価が高く、特に後者はそれなり近作であり、中毒性のあるゲームだ、と評されている。ただ、それ以外は目立って「ハクスラもの」で成功しているゲームはほぼ存在しない。

時代の波にもまれ、このままこのジャンルのゲームは消えていくのだろうか?ハック&スラッシュのアクションアイデアを一部採用するなど、工夫あるゲームは存在するが、純なるハクスラは今、渦に巻き込まれ消え去ろうとしている…

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